documentaries

〈本当にあった怖い話〉は、私たちを魅了してやまない。

ブライトンの沿岸部——そこに、17歳のスケーター、ジョシー・ミラードは生きている。兄のボードをガレージから盗んでスケートに出会い、虜になり、果ては学校に忍び込んだり。ストリートに冒険を見出して今にいたるジョシーを、映像作家のオフィーリア・ウィン（Ophelia Whynne）が追った。そこに、急増する女性スケーターの一大シーンが見えてくる。

小人や妖精といったイメージも、その荘厳な風景にぴったりの美しい民族音楽も、ひとまずは忘れてほしい。アイスランドはいま、ヒップホップに沸いているのだ。シガー・ロスのサウンドにまどろみ、その向こうには音楽の母ビョークが優しく微笑んでいる——そんな環境に育ったアイスランドの子供たちが見事に成長し、偉大な先人たちが作り出した音世界をさらに広げようとしている。それがアイスランドのヒップホップだ。音楽最新事情を探るべくアイスランドを旅した私たち——Reykjadalur...

石器時代、鉄時代、青銅器時代、そしていまはプラスチック時代。年間8,800万トン生産されるプラスチックはどこへ行くのか？

４つのストーリーからなる「summer of love」シリーズの最後のエピソードはバルセロナが舞台。クィアなふたりの現代的で親密な愛の物語を辿る。スペインの映像作家レオ・アデフ（Leo Adef）がレンズを向けるのは、Instagramを通じて出会ったPauとGuiu。次第に心を惹かれ合った彼らの出会いとバルセロナの夕暮れのように美しい愛のかたちを追った。

４つの都市を巡る『Summer of Love』シリーズの３つ目のエピソードとして、私たちは大都市ニューヨークをワイルドに駆け巡る若者たちに同行した。家でのくつろいだおしゃべりから路上でのパーティまで——彼らにとってNYは手放すことの出来ない夢の街。TwitterやInstagramでの交流もかかせない。NYで今1番クールな彼らは、仲間と共にあるがままの毎日を過ごしている。

4つの都市を巡る『Summer of Love』シリーズで私たちは２つ目の都市、パリを訪れる。今回のストーリーは映画『The Smell of Us』で主役を演じ、ゴーシャ・ラブチンスキーのお気に入りでもあるLukas lonesco とモデルAngele Metzgerの初恋の物語。型にはまらない2人の愛。街を歩く彼らは、愛を共有し、現代のパンクや愛のあるべき姿を見せてくれる。

ニコラス・ウィンディング・レフンの『The Neon Demon（原題）』は、ファッション業界の魅惑的なグラマーを映した、邪悪でエロティックな映画。ソーホーを照らすネオンがゆらめく下で、この挑発的なディレクターと彼の犠牲者（？）であるエル・ファニングが、彼らの共作について対談をした。2人の出会いから映画制作まで、エルのキュートな笑い声とともに振り返る。話題は、業界のタブーやi-Dのカバースターであるアビー・リーとの共演からハリウッド・フォーエバー墓地へ侵入した話、そしてLAで...

『Summer of Love』シリーズの第1弾は、ロンドンを活気づかせているクィアなスペースに潜入。愛と団結が最後には勝つということを信じて、i-Dは街のゲイクラブで出会ったというグループを追った。ロンドンのナイトライフにとって、誰もが本当の居場所と思える場所はとても重要だ。しかし、残念なことにロンドンで愛されていたThe Back Cap、The Joiners Arms、The George and Dragonをはじめとするクィアスペースが次々となくなっている。そんななかでも、LGBTQ...

メキシコ人ホセ・マルドナドは、昼間はLAでライフガード、夜はモリッシーに変身する。スウィート＆テンダーフーリガンズというバンドでステージに上がる彼の活動はモリッシー本人の目に止まり…。

MARC JACOBSと「iD」がコラボレーションで贈るストリートのグループにフォーカスを当てたフィルムシリーズ。今回ピックアップしたのはブロンクスのBMXクルー達。ファッションとドキュメンタリーが出会い、社会的な規範からは少し外れたアプローチで抵抗や自己表現を続ける彼らのリアルな姿を写し出す。

『デザイナーの世界』シリーズの第二回目は、英国ファッションの女王であり、パンクのゴットマザー、そしてi-Dのカバーガールでもあるデイム・ヴィヴィアン・ウエストウッドにフィーチャー。気候変動問題から、人権問題に至るまで、ヴィヴィアンはよりよい明日を目指して根気強く活動を行っている。一時的に勾留されていたグリーンピースの抗議団体である“The Arctic 3...