新たなNetflixボーイ:フィオン・オシェイについて知っておくべき10のこと

インディー映画『ハンサム・デビル』で除け者を演じ、次世代のスターとして呼び声も高いフィオン・オシェイ。彼は是非とも知っておきたいアイルランドの若手俳優だ。

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25 May 2017, 11:35am

もはや容姿端麗な若手俳優の名鑑となっているNetflix。視聴者は、次世代スターを知り尽くしたと思った途端、また新たなスターの卵を発見することになる。来週から配信が始まる『ハンサム・デビル』で主役を務めるフィオン・オシェイ(Fionn O'Shea)は、まさに次に知っておいたい若手俳優だ。アイルランド出身の彼は、2016年に公開された映画『ジャドヴィル包囲戦 ー6日間の戦いー』での演技でも話題になった。

『ハンサム・デビル』でオシェイが演じるのは、"なよなよしていて繊細なミュージシャン"のネッド。ネッドは、寄宿学校のルームメイトのラグビー選手に、「真の強さなくして優しい男にはなれない」という教訓をほどこす。脚本と演出の素晴らしさもさることながら、『いまを生きる』(1989)を思わせる心熱き教師をアンドリュー・スコットが演じており、笑いに満ちた作品となっている。オシェイは、キーラ・ナイトレイとアレクサンダー・スカルスガルドが出演する『The Aftermath』でも主役に抜擢されてもおり、2017年は彼にとって実りの多い1年になりそうだ。ダブリンが生んだ新たなスターについて、知っておくべき10のことを紹介する。

自分をひとことで説明するなら「誠実」
「誠実さがモットー。結局、ひとはひとの誠実さに心を開く。表層的なイメージや個性の奥にあるものを、ひとは見通すことができるんだと思う」

彼が演じるネッドは「インスピレーショナルな役柄」
「多くの学生にとってもっとも難しいのは、本当の自分でいること。だけど、ネッドは周りを気にせず、自分自身を表現することを恐れない——そんなひとなんだ」

ニコラス・ガリツィン演じるコナーはネッドと対照的
「ネッドはなよなよしていて繊細なミュージシャン。一方で、コナーはラグビー部で司令塔となるフライハーフのスター選手」

対照的なふたりだが、映画で描かれるのは友情
「1年ほどの学生生活を追った物語。教師のひとりがネッドとコナーに共通点を見出させて仲良くさせようとする一方で、ラグビー部コーチは、"お前はスター選手なんだから友達を選べ"といわんばかりにふたりの関係をぶち壊そうとする」

オシェイの実際の学生生活は円満
「ありがたいことに、僕の学生生活はネッドのそれとは似ても似つかないものだった。楽しい学生時代だったよ。でも、監督のジョン・バトラーと僕はとても似た境遇に育ったんだ。同じような学校環境を経験してきた。だから、脚本を読んだとき(俳優っぽいことを言うようだけど)、『わかる』と思ったんだ。手に取るように理解できた」

撮影は実在の学校施設で行なわれた
「ジョンは、そこで実際に起こっているものを映像に収めようとした。ネッドがシャツからポケットを引き剥がすシーンがあるんだけど、あれはあの学校の生徒たちがやっていたのを真似たんだ」

悪役を演じてみたい
「誰かにとことん憎まれているような役をやりたい。悪役って、ほとんどがすごく人間的なところを持っている。ひとはなぜだか悪役に感情移入してしまうんだよね」

俳優でなければ、スケーターになっていた
「スケボーに夢中だったんだ。熱中してた。プロスケーターになると思ってた。その前は、プロサッカー選手になるんだと決めてたけど。でもサッカーもスケボーも諦めた。演技にハマっていったからね」

地元アイルランドを誇りに思っている
「LGBTの人権について議論が高まって、アイルランドは世界で初めて国民一般投票で同性婚を合憲にした国になった——それはとても大きな意味を持ったと思う。アメリカやオーストラリアからもアイルランド人たちが故郷に帰ってきて、同性婚合法のために投票したんだ。僕はまだ学生だったけど、とても感動したのを覚えているよ」

俳優になりたい読者へのアドバイス
「自分を信じればいい。求められた役柄が難しくても、自分を適任だと思って器用してくれた人たちを信じて、自信を持って挑めばいいんだ」

Credits


Text Matthew Whitehouse
Photography Lillie Eiger
Translation Shinsuke Kuriyama at WORDSBERG Inc.