家族、セクシュアリティ、ジェンダー:アジア人の女性現代作家による「愛について」の写真展

注目を集める「アジアン・コンテンポラリー」。国も年齢もアーティストとしてのキャリアも異なるアジア人女性写真家たちによる、彼女たちが生きる「今」と彼女たちが共有する「愛」をテーマにした写真展が開催。

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jul 9 2018, 5:53am

キム・インスク《息子と私》シリーズ サイエソ:〈はざまから〉より、2008年 ©️金仁淑

10月2日(火)より東京・恵比寿にある東京都写真美術館にて、アジアの女性写真作家にフォーカスした「愛について アジアン・コンテンポラリー」展が開催される。

中国、台湾、シンガポール、韓国、そして在日コリアンの女性アーティストの作品で構成される本展覧会。近年、世界的に多様性に対する視野が広まったことにより、発展と変容が著しくなったアジアで活躍する女性アーティストたちが生み出すスタイルの共通点は何か。

参加アーティストのこれまでのシリーズのなかでも、本展覧会では家族やセクシュアリティ、ジェンダーに焦点をあてることにより、各々が高い評価を得ている「アジアン・コンテンポラリー」であるという大枠の共通点以上に、アーティスト自身の制作背景に共通する思想やテーマ、つまり彼女たちの「愛について」の思索世界がこの展覧会を構成する。

参加作家には、過去に森美術館のグループ展に出品した写真家キム・インスクや、現在中国で最も注目されている作家チェン・ズ、キヤノン写真新世紀2014グランプリ受賞者の須藤絢乃など、アジア各国よりグローバルに活躍する女性アーティストが集う。

チェン・ズ シリーズ《蜜蜂 #065-01》2010年 蜜蜂より ©️Chen Zhe
須藤絢乃《無題》2013年、〈幻影 Gespenster〉より 2013年-2014年 作家蔵 ©️Ayano Sudo/須藤絢乃

会期中には出品作家によるトークイベント、担当学芸員によるギャラリートークなどが開催される。

「愛について アジアン・コンテンポラリー」展
会期:2018年10月2日(火)~11月25日(日)
時間:10:00 〜 18:00(木・金曜は 20:00 まで)
会場:東京都写真美術館 2階展示室
住所:東京都目黒区三田1-13−3 恵比寿ガーデンプレイス内
休館日:月曜 (ただし10月8日(月・祝日)は開館。10月9日(火)は休館。)