ヒップホップとNMD。ストリートを席巻する両者の邂逅
8月9日、「限界なき都市冒険」をコンセプトとするアディダス オリジナルスのスニーカー「NMD」の最新作をお披露目するエクスクルーシヴなパーティーが鶯谷にある東京キネマ倶楽部で開催された。歴史ある会場とジャパニーズヒップホップの新たな担い手であるアーティスト、5lackとの稀有な組み合わせは、過去とも未来ともくくれない新たなムードを生み出した。

元々、グランドキャバレーだったという内装はそのままに、オープンスペースとしてリニューアルした東京キネマ倶楽部。大正時代を彷彿とさせるレトロクラシックな空間のなかで、ライトに照らされたのは8月にローンチとなる「NMD」の最新コレクション。アディダス オリジナルスの「NMD」は、ブランドの持つアーカイヴと最先端のテクノロジーが融合したライフスタイルスニーカー。まさに「NMD」のコンセプトのひとつでもある"過去と未来の融合"を象徴するかのようなレトロな空間と近未来的な演出は、訪れたモデルやアーティスト、ストリートカルチャーに精通した編集者、ファッション業界のインフルエンサーたちを驚かせた。

スペシャルゲストとして登場したのは、日本のヒップホップシーンを牽引するラッパーの5lack。過去のライブでもアディダスのトラックスーツを着用するなど、音楽シーンとも密な関係にあるアディダスの愛用者の一人だ。「アディダスは好きなブランドのひとつ。スニーカーも服も、もういつから持っているかわからないくらい。中学、高校、今とずっと変わらず身に付けていますね」。トラックスーツに始まり、スーパースターやキャンパスといったアディダスのスタンダードと呼べるプロダクトに惹かれるという5lack。「普段からスケートをやっているので、ソールがフラットなものしか履いていなかったんですが、今日新しいNMDを履いてみてびっくりしました。柔らかいし、本当に軽いですね」と率直な感想を聞かせてくれた。
最後にファッションのこだわりについて聞いてみると「わかりづらい感じにしてるんですよね。たまにこういうおじいちゃんとかいるじゃないですか。帽子のかぶり方とか何それ?みたいな。ギリギリを狙っていきたいんです。遊びも、全部」







Credits
Photography Takao Iwasawa
Text Konomi Sasaki
Presented by adidas Originals