ビョークが最新シングル「The Gate」のビデオを公開

彼女が「Tinderアルバム」と呼んでいる、この秋リリースのアルバムからの一曲だ。

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25 September 2017, 3:08am

Screenshot via YouTube

This article was originally published by i-D UK.

016年わたしたちはVR用ゴーグルを装着し、仰天するようなシナリオを映像化したビョークの『Vulnicura』を体験した。溶岩に覆われた黒いビーチが360度に広がり、水に潜って手足が鎧となったビョークが火柱と共に舞う——。

これはアーティストのアンドリュー・トーマス・ホワンが監督を務めた『Vulnicura』に収録されている「Family」の世界観を表現した映像作品だが、ビョークがこの秋にリリースする最新アルバムからの先行シングル「The Gate」も彼が監督を務めている。内容は「Family」に負けず劣らずシュルレアルでこれまで同様、神秘の世界を追求している。しかし、『Vulnicura』の映像と今回のビデオには明確な違いがある。『Vulnicura』は全編を通して心の痛みを感じさせる内容だったが、「The Gate」をリリースしたビョークはどうやら前を向いて歩き始めたように感じられる。「My healed chest wound, transformed into a gate where I receive love from.(胸の傷は癒え、愛を受け取り、愛を送るためのゲートになった)」と、フルートの音色が響くなか、ビョークは言葉を紡ぐ。

ビョークが描く"ユートピア"を垣間見る6分間の映像、「The Gate」。そのクリエイティブな映像にはホワンのほか、衣装をアレッサンドロ・ミケーレ(七色に輝く白のドレスはGucciのカスタムメイドだ)が、前衛的なマスクをジェイムズ・メリーが手がけるなど、これまで彼女がコラボレーションを続けてきたアーティストたちが参加している。「Didn't used to be so needy / Just more broken than normal(こんなに甘える人間ではなかった/いまはただ少し傷ついているだけ)」——ビョークは最新アルバムを「Tinderレコード」と呼んでいる。