フランシス・F・コッポラがゲーム版『地獄の黙示録』制作へ

寝起きの一人称視点リアルタイムRPGがたまらない。巨匠フランシス・F・コッポラはこのゲームを無事完成させることができるのだろうか。

by Matthew Whitehouse
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03 February 2017, 6:50am

「20世紀に作られた映画の中でもっとも文化的に重要な映画」として名高い『地獄の黙示録』。フランシス・フォード・コッポラがメガホンをとり、マーロン・ブランドが主演を務めたこの作品は、1979年に公開され、世界に激震を与えた。その映画が、なんと「サバイバルと心理的恐怖の要素に溢れた」RPGゲームとして現代に蘇るという。そしてこの案を後押ししているのは、他でもないコッポラ本人なのだ。

「あいつがゲームの何を知っているというのですか、中佐!?」と訊きたいところだろう。実のところ、何も知らないようだ。だからこそ、コッポラは『ウィッチャー』『フォールアウト:ニューベガス』、そして『Star Wars Galaxies』といった名作ゲームを作ったコンピューター専門家たちを起用して、『地獄の黙示録』をベースとしたゲームの実現を模索しているのだ。コッポラはこれまで、映画の世界でも一貫してメインストリームではない制作手法を模索してきた。今回のゲーム制作でも、コッポラ流を貫くようで、Kickstarter上でのクラウドファンディングを通して資金を集めるそうだ。ゲームのプレイヤーは、カーツ大佐暗殺の使命を課せられたベンジャミン・ウィラード大尉として、話を進めていくことになる。なんとも楽くなりそうな企画だが……これまで幾度となく資金不足や命に関わるほどの体調不良に見舞われてきたコッポラのことを考えると……死に際のカーツが発する言葉、「The horror, the horror(地獄だ……地獄だ)」を思い出さずにはいられない……。

Credits


Text Matthew Whitehouse
Translation Shinsuke Kuriyama at WORDSBERG Inc.

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