近藤智美展「媚ビ術研究」

人間の本質に鋭く迫る、近藤智美の個展「媚ビ術研究」が開催される。

by i-D Staff
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25 January 2017, 5:51am

今最も注目されているアーティスト、近藤智美の展覧会が開催される。18歳で上京、渋谷でマンバギャル(ガングロと言われたヤマンバギャルの第2世代)を経験し、ギャル文化の終焉を見届けたのち、いわゆるブラック企業に就職。理不尽な環境下に置かれながら独学で絵の製作をスタート。紆余曲折した実体験を元に、風刺的でありながら、哲学的な観点も入り混じった自らの心の闇をも吐露した作品を発表し続けている。人間の根源にある悲しい性や弱さを軽やかなユーモアに乗せ、時に挑発的に鋭く、現代社会を切り取り俯瞰する。

本展では、新作の絵画と立体作品、そして今まで描きためてきた漫画や執拗に書き続けた200点を超える夢日記が展示される。狩野一信の五百羅漢図をベースに、豊かな色調でマンバギャルを描いた「曼婆羅漢図」、同作品の中の55幅を下地にし、歌舞伎町のの物悲しい生態を描いた「歌舞伎羅漢図」などがお目見え。

近藤智美展「媚ビ術研究」
会期:1月23日 - 2月4日
会場:ヴァニラ画廊 展示室 A&B
入場料:500円 ※会期中無休

Credits


Text Yuuji Ozeki

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