Vetementsがランウェイに帰ってくる

「ファッションショーをしない」と宣言したVetementsが、2018年秋冬のパリコレに参加するという。

by Roisin Lanigan; translated by Aya Ikeda
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dec 14 2017, 5:59am

Vetments spring/summer 18

2017年6月にVetementsが出した宣言を覚えているだろうか? 同ブランドのデザイナー、デムナ・ヴァザリアは「今後はファッションショーのような古臭いシステムにとらわれず、別の方法でコレクションを発表していきたい。ショーには飽きてしまった。それがベストな方法だとは思わないし、新しい段階に進むときだと思う」と語った。それから半年経った今月、新しいニュースが飛び込んできた。Vetementsが2018年秋冬のショーを開催するという。いったい全体、あの言葉はどこへやら?

ショーは2018年1月19日、パリファッションウィーク中に行われるというが、時間と場所は公表されていない。

昨シーズン、Vetementsはファッションウィークに参加しなかった。その代わりに彼らは、パリから本拠地を移したチューリッヒでデムナが撮影したコレクション写真を駐車場で発表した。2014年にパリで誕生ローンチして以来、Vetementsはセックスクラブの地下や中華料理屋でコレクションを発表するなど、演出にはこだわりをみせてきた。2017年の始めには香港の波止場を会場に、DHLの黄色トラックのなかで販売会を行なった。

VetementsのCEOであるグラム・ヴァザリアは、「わたしたち大人にも子どもの頃に経験したような驚きが必要だと思います。既存の生産・販売モデルは標準化しすぎて、そこに感動は一切ありません。人々が予期していないようなイベントを企画することで、ファンの方々に新しい体験を提供できると思っています」とi-Dとのインタビューで語っている。