Photography Judith Erwes

スコットランドサッカーの未来とは?

写真家、ジュディス・エルヴェスが若きスコットランド人サッカー選手たちの姿をドキュメント。

by Felix Petty; translated by Aya Takatsu
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jul 27 2018, 2:07pm

Photography Judith Erwes

20年ものあいだ、主ななサッカートーナメントに出場できていないスコットランド。しかしそのサッカー人口は、今年ワールドカップの決勝トーナメントでイングランドをくだしたクロアチアよりも多いのだ。それに、世界的に知名度の高い(もしくは悪名高い)サッカークラブもふたつある。レンジャーズとセルティックだ。そしてなにより、イングランドに次いで長く豊かなサッカーの歴史を持つ国なのである。

今、美しいスコットランドサッカーはどこに行ってしまったのだろう?かつてアライ・マコイストやケニー・ダルグリッシュ、ウィリアム・ウォレス、アーチ―・ゲミル、それにジョック・ステインらを輩出した国としての栄光は取り戻せるのだろうか?ドイツ人フォトグラファー、ジュディス・エルヴェスは、たぶん取り戻せると考えている。スコットランドサッカーの未来にレンズを向けた彼女の新しいプロジェクトから、それがわかるのだ。風の日も雨の日も雪の日も、グラスゴーとエディンバラの郊外で、その写真は撮影された。

このシリーズに写っているものは、顔だけだ。クラシックなモノクロのポートレイトという形態をとったそれは、美しく、ロマンティックで、自然である。きらびやかで、富と名声に彩られたワールドカップの解毒剤となるような、新鮮な作品なのだ。素晴らしく壮観なプレーをお腹いっぱい見たあと、ジュディスのプロジェクトは、サッカーという競技の根幹に誰もが感じる純粋さを私たちに思い出させてくれるのである。

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Photography Judith Erwes

This article originally appeared on i-D UK.