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Music

アイスランドが生んだポップ・プリンセス Glowie

中毒性のあるダンスが盛り込まれた新曲MVを見たら、彼女の虜にならずにはいられない。

ByFrankie Dunntranslated byAya Ikeda

若干20歳のGlowieことサラ・ペトゥルスドッティル (Sara Pétursdóttir)はいまだに謎多きアーティストだ。2017年2月にアイスランドのレイキャビクで行われた音楽フェスティバル<ソナー>で彼女のパフォーマンスを見てすぐに、彼女が特別だと確信した。ハルパの大ホールを埋め尽くす大勢の観客が注目するなか、ビニールチェアから名前が描かれた巨大な段幕にいたるまで、すべてがピンクに染まったステージで彼女はデビューシングル「No Lie」を披露した。その後すぐに、ユニバーサルの ロンドン本部からオファーを受けたが、彼女はそのときすでにコロムビア・レコードと契約を結んでいた。国を超えその名を響かせることに成功したGlowieと、メジャーレーベルが見落としがちなシーンに参入したコロムビアに拍手を送りたい。

そして何よりも喜ばしいことに、彼女が新しいMVを公開した。ロンドンを拠点に活動するデュオIll Bluがプロデュースを務めた「Tribalist (Get To Know)」は、かつて一世を風靡したクラップや中東ルーツのヴァイブスを感じさせる、ダンスサウンドを強調した一曲である。BBCのラジオチャンネル「Radio 1」のプロデューサーは何度も番組内でプレイしている。完璧なボーカルがやみつきになるメロディは、リスナーの脳内で少なくとも数日間リピートし続けるに違いない。アイルランドのデュア・リパとでもいうべきだろうか。すべてのポップスファンにとって、Glowieは今後も要注目のアーティストだ。