Juice Jackalが最高のMVを公開

ロサンゼルスに宛てた失恋ラブレターを歌う。Juice Jackalが新作MVを公開。

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nov 28 2017, 3:51am

This article originally appeared on i-D UK.

バンドCableのメンバーで、@thecableguyとしても活動をするLA出身のベン・モースバーガー(Ben Morsberger)が新たにソロプロジェクト 「Juice Jackal」を開始した。彼の楽曲制作にはデヴ・ハインズやコービン、また映像制作にはジア・コッポラやペトラ・コリンズ、ライアン・マッギンレー、スパイク・ジョーンズらが参加している。

2017年11月初旬、Juice Jackal は『Juiced EP』という名の、ジャンルの垣根を越えるデビュー作品を<WEDIDIT Records>からリリースした。19分の尺で構成された全5曲にはつい感情を操られてしまう。そのなかでも特に「Atone」は、ベンの切なく訴えかけるような歌声に感情を揺さぶられる。「『Atone』は、恋人との関係が終わりそうなときに書いた曲なんだ。別れ間際に不安や逃避のあいだでさまよう様子を歌ってる」

MVには映画とゲーム好きな彼らしさが覗く。映像の最後に語られるナレーションは、アクションゲーム『メタルギア』シリーズに登場する主人公ソリッド・スネークが遺伝子操作されてもなお、生きることの大切さについて語るセリフからサンプリングされたものである。

MVには誰もいないオフィスで歌うベン、ぐらぐらのポールで踊るポールダンサー、そして厳正にキャスティングされた“変人ら”が通行人役として登場する。湿った天井や壊れたポールなど、彼が「Atone」で訴えかけるように、すべてがまるで恋愛のように完璧で不完全である。

「友人のエリール・フォード(Eliel Ford)がMVのビジュアルを作ってくれていたとき、彼は写真家フィリップ=ロルカ・ディコルシアの「Hustlers」シリーズから強く影響を受けていたみたいなんだ。そこで彼はネットの掲示板を通じてロサンゼルスの風変わりな人たちを募集した。ツイン・ピークス在住のジョン・ウォールバンクもそのなかのひとり。僕はリンチの大ファンだから、すべてにおいて気に入ったよ」。イカした音楽にイカしたミュージックビデオ。夢、叶ったり。

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