i-DとARTSTHREADによる史上初の学生デザイン・コンペティション

 投票は9月14日まで。各部門からひとりずつ選んで投票しよう!

by Tom George; translated by Nozomi Otaki
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07 September 2020, 3:00pm

i-DとARTSTHREADが開催する、2020年度卒業のアート・デザイン系学生に向けた史上初のデザイン・コンペティション〈Global Design Graduate Show〉。

投票締め切りの14日が迫るなか、今回はファッション部門からケルンのキャロリン、モスクワのマリナ、カリフォルニアのノアを紹介する。

3人の作品をチェックして、お気に入りのクリエイターに投票しよう!

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Photography by Fabian Kucper

キャロリン・ディーラー(Carolin Dieler)26歳 / マーストリヒト・アカデミー・オブ・ファインアーツ デザイン専攻

卒業制作のテーマ:タイトルは〈Sublime Devastation〉。人間が自然にいかに深刻な影響を与えてきたか、そして今すぐにでも変化が必要なことを表現した。コレクションは28個のジュエリーから構成されている。

──パンデミックの影響で作品の数は減った?
学校の作業スペースでないと作れないものだったから、最初の計画から2、3個減らした。でも、そのおかげでコンセプトや考えを深めることができた。

──卒業制作を始めたばかりの自分にアドバイスできるとしたら?
学校の施設ではなく企業でつくるのはかなりお金がかかったから、もしこんなに生活が変わるとわかっていたら、違う材料や制作方法を検討したと思う。

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Photography by David Lemanski

──オンラインで作品を見せることの難しさは?
まだ始めたばかりだから、多くのひとに見てもらえていないこと。スクリーンで作品の質感をできるだけリアルに見せることも難しかった。

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マリナ・アレクサシーナ(Marina Aleksashina)22歳 / HSEアート・アンド・デザイン・スクール ファッションデザイン専攻

卒業制作のテーマ:タイトルは〈The case project〉。主なイメージはスーツケースで、今のロシアのリベラル寄りの人びとの不安やそわそわした気持ちにインスパイアされた。

──今、どこで作業している?
街じゅうが私の作業スペース。テントでも飛行機の中でも、どこでも作業できる。ロックダウン中は無理だったけどね。

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──オンラインの講義になって、作品に変化はあった?
皮肉だけど、孤独になったことでコミュニケーションは活発になった。Zoomで先生と普段通り3回は面談をして、製造メーカーや施設を探すのを手伝ってもらった。FaceTimeで店員さんと布やアクセサリーを選ぶのにもだんだん慣れてきた。

──この数ヶ月を乗り切るのに役立ったものは?
速達便。

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Photography by Andres Gimenez & Bella Rivera

ノア・ダブリン(Noah Dubin)22歳 / カリフォルニア美術大学 ファッションデザイン専攻

卒業制作のテーマ:タイトルは〈Un Viaje Para Ninas y Ninos〉。自分のアイデンティティを取り戻すために、私のなかのラテン系のルーツと米国人らしさにに焦点を当て、恐ろしい強制退去や外国人嫌悪への関心を高め、不慣れな環境の中で自分に誇りを持つことを表現している。

──パンデミックの影響で作品の数は減った?
最初はルックは8個の予定だったけど、そのなかで特に印象的な6個に絞った。パンデミックがなかったとしても、減らしたかもしれないけど。今は空いた時間で他の作品をつくってる。

NOAH - PROCESS 3.JPG
Photography by Andres Gimenez & Bella Rivera

──卒業制作を始めたばかりの自分にアドバイスできるとしたら?
そんなにお金を惜しみすぎないで。

──将来の夢を教えて。
消費者が容赦なく質問をぶつけて業界に変化を起こさせ、デザイナーが、自分たちに世界をより良くするための力が備わっていることに気づくこと。

投票はこちらから。