パンキッシュな"モガ"たち:GROWING PAINS 2018ss

大正という西洋の様々な文化や思想が芽生えた時代。グローイングペインズは、そんな自由を追求しパンクに生きたモダンガールこと”モガ”たちにリンクした。

by i-D Team; photos by Satomi Yamauchi
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17 October 2017, 11:46am

DJからキャリアをスタートし世界のショーやパーティを股に掛け、いまや自身のブランド「Growing Pains」のデザイナーとして、新たなキャリアを築いているYuliaことMademoisell Yulia。今季ショー会場として選ばれたのは大正浪漫とその古き良き文化を受けつぐ小笠原伯爵邸。大正という時代、西洋文化の介入によって、着物を脱ぎ捨て洋服を着こなし、自らの装いを謳歌した"モガ"たちの登場、そして、70年代に登場したパンク精神に通じるものがあったとデザイナーは語った。

大正10年頃にトレンドとなった"洋髪"がデフォルメされたヘアスタイル、セーラーカラー。袴のようなロングスカートとヒール、海老茶色の和柄や着物の色彩がベースに、パンクなディテールが施された、エッジとクラシックの融合。この、古今、和洋が織り混ざったコレクションにメイクを施したのは、今回東京コレクション初の参加となるRMKアーティストたち。Yuliaの長年の友人でありコラボレーターでもあるYORUKO BANZAIはショーのディレクションを、ショーで配られたコンセプトノートのイラストはYuliaの実妹Moe Itoが手がけるなど、"Madeomoiselle Yulia ファミリー"の集結に、緊張感とともに心温まるものを感じたショーだった。

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