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1本の鉛筆の“生き様”に迫る

アーティスト、建築家、作家、デザイナーなど、一流の仕事を支え続けてきた“相棒”の姿を捉えた展覧会が上陸。

by Kanayo Mano
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27 October 2016, 12:40pm

cImage ©M Tinney / Secret Pencils.

鉛筆の歴史は驚くほど古く、今のように芯を削って使う鉛筆は17世紀初頭にまで遡る。約400年もの間、人の仕事や創作を助け、文化を支えてきた鉛筆は、長らく人の"相棒"であり続けてきた。アーティストや建築家たちのそばで、その相棒の働きぶりは今も変わってはいない。東京・神宮前のPaul Smith SPACE GALLERYで開催されているのは、そんな鉛筆たちの凛々しい姿を捉えた展覧会「THE SECRET LIFE OF THE PENCIL」だ。

2015年にロンドンで開催され好評を博した同展では、ポール・スミス、彫刻家のアニッシュ・カプーア、写真家のデヴィッド・ベイリーらが実際に使用した鉛筆やその写真を展示。そして今回の日本上陸にあたって、坂本龍一や鋤田正義、隈研吾、谷尻誠など、錚々たる面々が使用した鉛筆が加えられている。展示されている鉛筆の写真たちは、どれも一流のパートナーと一緒にいられることを誇りに思っているかのような佇まいだ。写真には、芯の先の滑らかさから削られた部分までの美しいディテールが捉えられ、まさに"相棒のポートレート"さながら。その姿から、持ち主の感性とそれぞれが生み出す作品の雰囲気が感じられるのも楽しい。ぜひ足を運んでみてほしい。

「THE SECRET LIFE OF THE PENCIL」
会期:開催中〜11月13日(日)
会場:Paul Smith SPACE GALLERY 東京都渋谷区神宮前5-46-14 3F
開場時間:12:00〜20:00(月曜〜金曜)、11:00〜20:00(土曜、日曜、祝日)水曜不定休
www.paulsmith.co.jp/paul-smith-world/exhibition/

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Text Kanayo Mano

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