ケンゾーウーマンのための香り

キャロル・リムとウンベルト・レオンが初プロデュースしたKENZOの新フレグランス「KENZO WORLD」が発売。日本で初めてオープンしたコンセプトストアのグランドオープンにあわせて来日していた2人がこのフレグランスを語る。「ケンゾーウーマンの女性像について考えました」

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maj 26 2017, 12:00pm

銀座エリア最大の商業施設GINZA SIX(ギンザシックス)の3階にアジア最大級の旗艦店をオープンしたKENZO。日本初のコンセプトストアでもある同店舗で新フレグランス「KENZO WORLD」をお披露目し、オープニングイベントを行った。会場ではグランドオープンを記念して、フラワーアーティスト東信のボタニカル・スカルプチャー3作品を展示している。KENZOのアイテムや巨大なフラワーに囲まれたショップの中で、KENZO WORLDのパッケージやボトルの目のモチーフは異様な存在感を放つ。

キャロルとウンベルトがKENZOで手がけたセカンドシーズンに登場したアイ(目)は、"世界への解放"を意味し、今回KENZO WORLDでの採用した理由については「世界から見てほしいという思いも込められている」とウンベルトは話す。「KENZO WORLDはKENZOがこれまで思い描いてきたケンゾーウーマンを体現した。女性が持つ力強さとフェミニンさを兼ね備えているんだ。その香りをヴィジュアルで表現しようと思ったとき、目が思い浮かんだ。一人ひとりの目で見て、それぞれの解釈で受け取ってほしい」

KENZO WORLDの香り"アンバー・フローラル"は香りの違いを楽しむことができるフレグランスだ。メインとなるのはピオニーとジャスミン。ほのかに香るラズベリーから、フラワーブーケが広がっていく。そして新たな分子「アンブロクサン」は香りに変化をもたらし、魅惑的な官能性のある香りへと誘う。香りについてキャロルは、「ケンゾーウーマンの女性像について考えました。ケンゾーウーマンは個性的でパワフル。そして強い気持ちを持ち、ユーモアやセンス、ウィットに富んでいて知性がある。そしてなおかつ女性らしさを忘れていない女性」と、明確なヴィジョンを語る。そんな彼らのヴィジョンを香りにしたのは世界的に有名な調香師フランシス・クルジャンだ。彼らが手がけてきたKENZOのフリースピリットとポジティブなエネルギーを香りでも感じることを可能してみせた。

KENZO WORLDはキャロルとウンベルトが初プロデュースしたフレグランスとしても注目が集まっている。彼らはこれまで洋服でケンゾースピリットを表現しつつ新たな形に生まれ変わらせてきた。「KENZOをリスペクトしてきた」と話すウンベルトは、「ブランドの持つ豊かな歴史はリアルなストーリーとして維持しつつ、さらに未来へ向けて展開していくことを考えてきた。これまでKENZOが歩んできた道のりをしっかりと捉えつつ、違う視点を加えることが重要。時間や時空を超えてKENZOというブランドをしっかり伝えていきたい」と強い思いを語る。彼らのヴィジョンを香りで表現する新たな試みは人々に驚きを与える、まさにKENZOらしいアプローチだ。

KENZO WORLDは5月17日(水)よりケンゾーブティックにて発売が開始され、5月19日(金)より限定店舗にて、さらに9月1日(金)より全国発売される。

Credits


Text Aya Tsuchii