Photography Olivia Rose. Stying Karlie Shelley. Neneh wears shirt John Lawrence Sullivan. Top (worn underneath) Martine Rose. Ring (worn throughout) model’s own. Necklace and badges Judy Blame archive.

ネナ・チェリーの13問13答

新作『ブロークン・ポリティクス』のリリースを祝して、家族、友人、ファンの著名人たちから寄せられた質問にネナが答える。

by i-D Magazine
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19 November 2018, 9:49am

Photography Olivia Rose. Stying Karlie Shelley. Neneh wears shirt John Lawrence Sullivan. Top (worn underneath) Martine Rose. Ring (worn throughout) model’s own. Necklace and badges Judy Blame archive.

This article originally appeared in i-D's The Superstar Issue, no. 354, Winter 2018

ボーイ・ジョージ:君は、僕らの友人ジュディ・ブレイムが大好きだったよね。僕も、今でも彼のことを考えちゃうし、彼の行動を思い出して笑っちゃったりする。彼にまつわる君のとっておきの思い出話を教えてほしいな。

「たくさんありすぎる! でもふたつだけ紹介するね。当時、タイソンを妊娠して7ヶ月目の私は、夫とジュディと、バカンスでジャマイカに行ったの。現地では小さな木造のバンガローに宿泊した。ある朝、ジュディが朝食を取りに行ってくれたんだけど、1時間経っても戻ってこないから私たちは心配して、夫が彼を探しに出かけた。そしたら彼、冷え切った朝食を乗せたトレイをもったまま、ビーチの真逆にいたの! ニップルピアスとタトゥーのおかげで見つけることができた。もうひとつは私の結婚式での想い出。ジュディはフィリップ・トレーシーの黒い球形ヴェールをかぶってて、それが頭全体を覆うもんだから、まるで宇宙飛行士みたいだった。しかも、穴があいてないからビールも飲めなくて。でも彼は、薄い布ごしに飲み食いし始めて、そしたらまるで口に変なフィルターを着けてるのかな、と思うくらい、食べものやビールが網目に詰まっちゃってひどかった! おまけに彼、ベロベロに酔っぱらって、階段からド派手に落ちてた。ロンドンが半壊したんじゃないかと思ったくらい」

ケイト・モス:私たちが初めて会ったのはロンドンの〈Wag Club〉でした。あなたが大好きなクラブアンセムといえば?

「TROUBLE FUNKの曲なら何でも! あるいはFUNKADELICの「One Nation Under A Groove」」

テリー&トリシア・ジョーンズ:10代のとき、君はBetter Badgesに勤めてて、いっしょに創刊まもないi-Dの製本をしたよね。当時の君が両親からもらったアドバイスって?

「テリー&トリシア!元気?ふたりなら訊かなくても知ってるんじゃない?〈常に自分らしくあれ〉〈自分に正直にあれ〉〈自分を変えて良いのは自分だけ〉。両親が教えてくれたそのアドバイスを、私も娘たちにずっと伝え続けてる」

ジョー・ケイスリー・ヘイフォード:若い頃の君に影響を与えたのはジャン・バプティスト・モンディーノ、ジュディ・ブレイム、レイ・ペトリだと思うんだけど、今の君に影響を与えているのは?

「レイとジュディは、今だって毎日刺激を与えてくれてる。私は何をするにも彼らのことを考える。音楽だったら、フランク・オーシャンの芸術性はすごいと思う。あと、作家のゼイディー・スミス。彼女、ご近所さんなの。「Kong」のMVで仕事をしたジェン・ンキルも最高だった。才能のある映像監督。そして忘れてはならないのはキーラン・ヘブデン。彼の影響は、私の芯まで染みわたってる」

アジョワ・アボアー:3人の美しいお子さんを育てながら、見事なキャリアを築いていますが、そのふたつのバランスはどう取っているんですか?

「かわいい子どもたちは私の光。そして仕事をしてたらキャリアが築かれた。それだけ」

マイケル・スタイプ:子どもたちは元気?

「3人のうちのひとりは、名付け親のあなたのこと大事に思ってるよ! 3人とも元気。さっきも言ったけど、彼女たちは私の光!」

クリストファー・シャノン:夢のガールズバンドを結成するとしたら(もちろんあなたはメンバーの一員)、他のメンバーには誰を選ぶ?

「キャット・パワー、ダイナ・ワシントン、Flohio、アリ・アップ」

ジャン・バプティスト・モンディーノ:ユニークで、いつも楽しくて、ニコニコしてて、ハッピーで、美しい君。その資質はスウェーデン由来? それともアフリカ由来?

「どっちもだし、ニューヨーク由来もちょっとあるかな。この前、父の埋葬のためにアフリカに戻ったの。シエラレオネには長年戻ってなかったんだけど、この土地と自分との深いつながりを感じて感動した」

ジェイミー・モーガン:愛するネナ。〈Buffalo〉はみんなに様々な影響を与えたけれど、人間として、クリエイティビティの面で、あるいはエモーショナルな面で、そして人生のいち部としてのBuffaloの、君にとっての意味を教えてほしい。

「Buffaloを生んだレイ・ペトリは、私たちみんなの師だった。彼のヴァイブスは今でも私のなかにある。ジュディ・ブレイムもそう。彼らの影響は私の活動全てに明確に表れてる。ジェイミー、私も愛してる」

アキノラ・デイヴィス・ジュニア:ネナ、あなたは同世代の女性の憧れです。逆に若い頃のあなたが憧れていた女性といえば?

「私が惹かれるのは強くてたくましい女性たち。チャカ・カーン、ミニー・リパートンなどブルースの女王たち、MCライト、ロクサーヌ・シャンテ、ターニャ〈スウィートティー〉ウィンリーなどヒップホップの女王たち、それからパティ・スミス、ポリー・スタイリン、THE SLITS、アリス・ウォーカー、マヤ・アンジェロウ、イザベル・アジェンデ…。永遠に挙げられる!」

マーティン・ローズ:私の両親は、10歳の私がいとこの家であなたと撮った写真を今も大事に飾っています。当時、私のおばのジョセフとあなたは仲が良かったんです。あなたに会えたときは飛び上がりそうでした。それから何年も経ち、今、あなたといっしょに仕事をしてるなんて感慨深いものがあります。あなたがもし過去に戻れるとしたら、いつがいいですか?

「マーティン、知らなかった!世界って狭い!ジョセフは元気?会ってる?私は過去には戻りたくないな。だって、全てひっくるめて今の私がいるんだから」

ジェン・ンキル:バランスが取れた生活をしながら人生を歩んでいくためのアドバイスをいただければ。

「たくさん働いて、しっかり食べて、前を見ること。しっかり笑って、しっかり泣くこと」

PORTISHEAD:デビュー当時と今で、新譜をリリースするときの気持ちって違う?

「今はもっとリラックスできてるかな。ちゃんと計画通りにやってるし。当時は結構、行き当たりばったりだったでしょ!」

This article originally appeared on i-D UK.