「Moving Kate」:SHOWstudioがエキシビションを開催

​原宿の<The Mass>で6月30日(金)から7 月30 日(日)まで、ニック・ナイトとSHOWstudioによるエキシビション「Moving Kate」が開催されている。ケイト・モスのキャットウォークの姿が、40点以上のオリジナル作品として蘇る。

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jun 29 2017, 8:40am

Ozabu - John Galliano S/S 91

世界的なフォトグラファーであるニック・ナイトが2000年に設立したSHOWstudio。以降、ロンドンを拠点に写真やグラフィック、映像、SNS、最新テクノロジーなどを用いた表現とインターネットを介した革新的なアプローチによって世界的に類をみない先駆的プロジェクトを続けている。その17年の歴史には、現代のクリエイティビティを象徴する数多くのコントリビューターが名を刻む。John Galliano、Rick Owens、Comme des Garçons、Alexander McQueen。そしてケイト・モスは、特筆すべきミューズのひとりだ。

6月30日(金)から原宿・神宮前のギャラリー<The Mass>で、ロンドンのSHOWstudioからの巡回展である「Moving Kate」が開催される。本展に展示されるのは、ニックとケイトの長きにわたるリレーションシップを祝福するかのように、日本人アーティストのOzabu 、Unskilled Worker、Jenifer Corker、Poppy Waddiloveら、ニックから依頼を受けた30名のファッション・イラストレーターやクリエイターが、ケイト・モスのランウェイ姿から着想を得て制作したイラストや3Dプリント彫刻の数々だ。

たとえば、ケイトにとって(あるいは近現代ファッションの歴史において)アイコニックなルックのひとつ、Alexander McQueenの2006-07年秋冬コレクション「The Widows of Culloden」のフィナーレで魅せた姿は、 Laura Laineによって深い陰影のあるモノクローム・イラストに。「ファッション・イラストレーションはファッションを表現する最も芸術的な媒体のひとつ」とニックが語るように、その自由で独創性あふれるデフォルメが彼女の多面的な美を際立たせると共に、時代を画したデザイナーのクリエーションを鮮やかに想起させる。

3つの展示空間で構成された<The Mass>では本展のほか、華麗なバラに魅せられたニックが2010年から2012年にかけて撮影した作品『Nick Knight Rose Portfolio』、SHOWstudio設立翌年の2001年に限定出版されたファッション、音楽、芸術、デザイン分野の作品を特集した版画・写真集『SHOWstudio 01』も同時展示される。

Moving Kate
2017 年6 月30 日(金)- 7 月30 日(日)12:00-19:00(休館日:火、水曜日)
The Mass
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-11-1
03-6427-5834

Poppy Waddilove - Dior S/S 98

Laura Laine - Alexander McQueen A/W 06

Kukula - John Galliano A/W 94

Cecilia Carlstedt - Yves Saint Laurent S/S 93

Credits


Text Tatsuya Yamaguchi