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LANDLORDとSHINYA KOZUKAの展示会

表参道ヒルズのギャラリーROCKETにて、いま注目の若手ブランドLANDLORDとSHINYA KOZUKA、2ブランド合同による展示・受注会「RETURNEE EXHIBITION BY LANDLORD & SHINYA KOZUKA」が開催中。

by Yuuji Ozeki
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17 February 2017, 4:51am

2011年にセントラル・セントマーティンズ芸術大学の学士号を取得後、2015年にパーソンズ美術大学にて修士号を取得した経歴を持つファッションデザイナーの川西遼平。世界各国の美術館やギャラリーにて自身の名前でアーティストとして活動する傍ら、自身のブランドであるRYOHEI KAWANISHIを立ち上げ、現在ではニューヨーク・ブルックリンにある軍需縫製工場を母体とするメンズウェアブランド、LANDLORDのクリエイティブディレクターを務めている。現在、表参道ヒルズ 3Fのロケットギャラリーにて開催中の合同展示・受注会に参加するLANDLORDは、同ブランドとしては初めてディレクターの川西自身も来日。自らも会場に立ち、2017A/W最新コレクションのプロモーションを行なっている。

今シーズンのテーマになったのは「Southan Hip Hop Fashion」。90年代から2000年かけて見られたサウザン・ヒップホップのアルバムジャケットのグラフィックに着目し、当時のカルチャーシーンでは黎明期にあたる"bling bling"に光を当てたコレクションだ。敢えて悪趣味な色使いを駆使し、ダサさや毳毳しさを突き詰めていくことでクールが際立つ構成となっている。コットンギャバジンのMA-1やコート、ツイルを使用したワークシャツなど、米軍支給品の工場を生産背景に持つ同ブランドならではのラインアップだ。しかし、そのアイテムはいずれもビッグシルエットで、ヴィヴィッドなイエローやブルーにピンクといったタッキーな色使いへとアレンジ。パイソンレザーをアクセントに部分使いするなどして、ギラギラしたヤンキー風の佇まいへと変化を遂げている。また、ギャングスタ・ラップのアルバムカバーなどで使われているグラフィックデザインのスタイル「Pen & Pixel」からインスピレーションを受けた川西が、グラフィックのアートワークにイギリス出身のアーティスト、ジェームス・ハワード(James Howard)を起用。独特の近未来感を織り交ぜたポルノグラフィティのようなプリントをカットソーに施している。今季のルックブックで撮影を担当したのは、パリを拠点に活動している新進気鋭のフォトグラファー バジル・ムガジー(Basile Mookherjee)。煌びやかなアメ車のアートワークは、コレクションを象徴的な存在だ。

今回の展示・受注会は繊維メーカーのクラボウのサポートによって実現、会期中にはLANDLORDとSHINYA KOZUKA、それぞれのコレクションピースやアーカイブなどの限定アイテムを販売。2/19(日)には、一般の参加も可能な受注会の開催を予定している。

「RETURNEE EXHIBITION BY LANDLORD & SHINYA KOZUKA」
会期:〜2017年2月22日(水)
会場:表参道ROCKET
住所:東京都渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズ同潤館 3F

Credits


Text Yuuji Ozeki