100回のショー開催を祝う”THE SILENT ARCHIVE OF 100 SHOWS"

デザイナー、ドリス・ヴァン・ノッテンとショーの演出を担うエティエンヌ・ルッソが二人三脚で辿り着いた100回目のショー開催。この記念すべき節目を祝って、これまでの全てのショーが視聴できる試み”THE SILENT ARCHIVE OF 100 SHOWS”がホームページ上でスタート。

by Yuuji Ozeki
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23 March 2017, 3:05am

アントワープシックスの一人として、86年に初のコレクションを発表して以来ファッション業界の先頭を走り続けるDRIES VAN NOTENだが、ショー開催99回目となる2017A/Wメンズコレクションでは、ポルト・ドゥ・ベルサイユの細長いトンネルを発表の場に選んでいる。ここは1993A/Wメンズコレクションのショー会場でもある。これまでのショー全体を通して過去を見つめ、未来を想像する原点回帰のコレクションを我々に披露してくれた直後の3月1日、同じくパリで発表されたウィメンズコレクションでメンズ・ウィメンズ合わせ、遂に記念すべき100回目を迎えたのだ。このメモリアルショーの開催を祝って、これまでの披露された100回のショーすべてを視聴できる"THE SILENT ARCHIVE OF 100 SHOWS"をブランドホームページ上にてスタートした。3月15日(水)より、100日間にわたって DRIES VAN NOTENのホームページ上では過去100回のショーの動画が日替わりでアップされていく予定だ。ショーは毎日ランダムにセレクトされ、パリの現地時間午前0時より24時間はオリジナルのサウンドトラックとともに、翌日以降はホームページの "SILENT ATCHIVE" 内に音声無しの動画として視聴が可能。記念すべき最初の動画は、1994年春夏ウィメンズコレクションをフィーチャーした。

ドリスのショーには、いつも驚きとユーモアが溢れている。ある時はプールサイドで、ある時はバスケットコートで、花火とともに野外でフィナーレを迎えたランウェイもあった。知的な遊び心が感じられるデヴィッド ボウイ、ヴィスコンティ、ジャン コクトーにオマージュを捧げたコレクション。東信とコラボした氷と花のオブジェ、コリン・グリーンウッドのベース演奏、ポル・ブリの製作した球体状のオブジェなど、彼のショー演出には欠かせないアーティストとのコラボレーションも忘れてはいけない。100のランウェイを振り返り、ドリスの作る優美でたおやかなカッティング、有機的でアーティステックなモチーフ、唯一無二のファブリック、これらがショー演出と渾然一体となってDRIES VAN NOTENの世界観を紡ぎ出していることが分かるだろう。

DRIES VAN NOTTENの公式サイトはこちら

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Text Yuuji Ozeki

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