吉川周作の個展「Elevation」

フォトグラファー吉川周作が、初の個展「Elevation」を開催。

by Hiroyoshi Tomite
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10 July 2017, 3:02am

ロックバンド・DYGL のドキュメンタリー写真やスタイリスト・猪塚慶太とのコラボレーションの撮影、アーティスト・オオクボリュウの作品集などを手がけた吉川周作が「標高」や「山の高さ」を意味する「Elevation」をタイトルに冠した、初の個展を開催する。

インターネット上で見かける世界中の若いフォトグラファーたちに触発され、20歳の頃に活動を開始したという吉川周作。これまで東京を拠点にファッションやドキュメンンタルな撮影を中心に活動していた彼だが、昨年は半年間を山間で過ごした。都会と自然を行き来し作品を撮影するなかで、「写真は山であっても都会であっても同質の興奮を得る」ということを発見したという。

東京で撮影した日常と、山で過ごした生活を同列で並べている今回の展示は、「写真とメディア(紙やプリント)の関係に対する興味から展開した」という。撮影時は意味を必要以上に意識せず、反射的にシャッターを押した写真の中から選別された今回の展示作品は「プライベートな感情をできるだけ排した」ようだ。

都市と自然の対比を、様々なメディアやプリント手法、サイズで表現した作品群は、邪気や必要以上の気負いがなく、鑑賞者に素直に訴えかけてくるものがあるだろう。

「Elevation」
会期:2017年7月8日(土)~2017年7月17日(月・祝)
会場:INS Studio
住所:渋谷区円山町28-8 B1F

Credits


Text Hiroyoshi Tomite

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