草野庸子の写真展『EVERYTHING IS TEMPORARY』

期待の若手フォトグラファーの草野庸子が、3月1日にリリースする自身二冊目の写真集リリースを記念した個展を開催する。

by Yuuji Ozeki
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20 February 2017, 11:05am

写真家・草野庸子が、2冊目となる写真集『EVERYTHING IS TEMPORARY』のリリースを記念した個展を3月1日より開催する。

草野は東日本大震災を機に、地元・福島を離れ、東京のデザイン学校に通いながら写真家としてのキャリアをスタートさせた。第37回写真新世紀優秀賞(佐内正史選)の受賞後は、その活動を本格的なものとし、2015年には初の写真集『UNTITLED』を自費出版している。透明感あふれるリアルな若者たちの日常を被写体としながらも、ユース・カルチャーが孕む無邪気なる狂気を垣間見せる作風が彼女の持ち味だ。写真には、福島での原発事故をきっかけに直面した「死」を通して、「生」に対するぼんやりとした渇望が見て取れる。隣り合う対極的な要素から生じる不安定な美しさを、ユースの持つ儚げに輝く瞬間に重ね合わせた世界観を提案、現在ではi-Dをはじめとした各ファッション誌やブランドのルックブック撮影などにも活躍の場を広げている、いま注目すべき若手フォトグラファーのひとりだ。

今回、写真集の印刷は富山に印刷所を持つ、山田写真製作所で行われた。震災復興のために石巻の製紙工場で作られたモンテシオンを使用。そして本展では、「EVERYTHING IS TEMPORARY」の中から厳選した写真を展示するほか、本人を交えたオープニング・レセプションを行なう。こちら誰でも参加自由とのこと。

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草野庸子 個展「EVERYTHING IS TEMPORARY」
会期:3月1日-3月13日 11:00~20:00 ※火曜日定休
会場:QUIET NOISE
入場料:無料

Credits


Photography Yoko Kusano
Text Yuuji Ozeki

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