ファッションを持続可能にするために ナイキやバーバリーら5ブランドが結束

ステラ・マッカートニー、バーバリー、ナイキ、H&M、GAPは〈ファッション循環〉プロジェクトへの参加を表明した。

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maj 25 2018, 3:31am

Left: Stella McCartney. Right: Burberry. Photography Mitchell Sams

ファッション業界は、航空業界以上に温室効果ガスを生み出している(1年に約12億トンの温室効果ガスを排出している)。1枚のTシャツを作るたびに、車で16キロ走ったのとほぼ同量の二酸化炭素が排出され、さらには2,700リットルもの水が使われている。一年のあいだに、衣服の洗濯によって排出されるプラスチック製マイクロファイバー繊維の量は、500億本のペットボトル以上に匹敵するという。ファストファッション業界では毎年、製造されたおよそ半分が処分されている。

また、衣服の1%しかリサイクルされていないという研究結果も近年発表されている。そうした現状を改善するために、Burberry、Nike、H&M、GAPの4社はコペンハーゲン・ファッション・サミットの会場で、Stella McCartneyがすでに参加していたエレン・マッカーサー財団の〈ファッション循環(Make Fashion Circular)〉プロジェクトに参加することを発表した。参加するブランドは、次の3つの主原則を掲げている。「服を使い続けてもらうビジネスモデル。再生可能で安全な素材。古着を新しい衣服に蘇らせる解決策」

2017年にエレン・マッカーサー財団と最初に提携を結んだブランドとなったStella McCartneyは、これまでもファッションの持続可能性について声を上げてきている。彼らの2018秋冬コレクションは、持続可能で環境に考慮したファッションでも十分に訴求性のあるものを作り出せることを示している。またステラ・マッカートニー本人は2016年に、当時設立されたばかりだった〈ファッション循環〉プロジェクトについてロンドン・カレッジ・オブ・ファッションで次のように話している。「ファッションは文字どおり野放しになっている。私たちは責任を持つべきなのです。そのためには、より多くのシステムを整える必要があります。より多くの人たちが厳しい審査を通過する必要があります。そして、みなさんも消費者としてそれを実行することができるのです」

This article originally appeared on i-D UK.