タイの奇才、アピチャッポン・ウィーラセタクンの代表作が再上映

映像作家、映画監督として独特な世界観を発信するアピチャッポン・ウィーラセタクン。彼による過去代表作3作と短編1作がふたたび、渋谷イメージフォーラムにて一挙上映。

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jul 17 2018, 6:32am

タイ・チェンマイを拠点とし、映像をもちいた新鮮なビジュアルを生み出し、アジアのみならず世界的に評価されているアピチャッポン・ウィーラセタクン。映画監督としての彼による代表作『世紀の光』『ブンミおじさんの森』『光りの墓』そして短編『国歌』が8月11日より渋谷イメージフォーラムにて上映される。

『ブンミおじさんの森』©Kick the Machine Films
『光りの墓』© Kick The Machine Films / Illuminations Films (Past Lives) / Anna Sanders Films / Geißendörfer Film-und Fernsehproduktion /Match Factory Productions / Astro Shaw (2015)

2010年、映画監督を務めた『ブンミおじさんの森』がカンヌ映画祭最高賞のパルムドールに輝き、最近では2016年に映像作家としての個展「亡霊たち」が東京都写真美術館で開催されるなど、映像を使用した唯一無二な表現が世界的に注目されるアピチャッポン。

作品の実験的でエキゾチックな色合いは、幻想的でありながら政治的影もある。一貫して日常の生活にフォーカスを当てた彼の作品は我々の感覚に同期し、映像表現に対しての新たなイメージを植え付ける。

また、『世紀の光』『光りの墓』の上映回の前には監督より日本のファンへ届いたメッセージを併映。次作の『MEMORIA』上映前に、改めてアジア映画の最前線をスクリーンでみておきたい。

『世紀の光』© 2006 Kick the Machine Films

アピチャッポン・イン・ザ・ウッズ2018
会場:シアター・イメージフォーラム
上映日程:2018年8月11日(土)〜 9月7日(金)