ファッションウィークを生き抜くヒント

ファッションに疲れた? ちょっとした刺激が必要? あなたを元気にしてくれる最適の治療法を、ネクスト・ロンドンが伝授してくれる。

by Steve Salter
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13 September 2016, 1:43am

今年もまたファッションウィークの時期がやってきた。終盤に向かうにつれて、関係者は誰もが目のかすみを訴え始める。しかし、モデルたちはその時期になっても依然としてスポットライトの中で輝きを放っている。その秘訣とはなんなのか? 多忙を極めていながらあれだけホットでいられるのはなぜなのか? ヘルシーなままでいられるのはなぜなのだろうか? ネクスト・ロンドン(Next London)社所属のモデルたちと才能あふれるチームにその秘訣を聞いてみた。

「夜通し踊って、野菜を食べて——そしてちゃんと寝ることよ」
リリ・サムナー(Lili Sumner

「1年を通して健康ばかり気にして生活しているから、ファッションウィークぐらいは楽しむわ。友達に会えて、素晴らしいイベントにたくさん参加できるときだから。あまり寝れないけど、それでも楽しい。ファッションウィーク開催期間中、私がホットでヘルシーでいられるのはそのおかげ」
アリゾナ・ミューズ(Arizona Muse

「クラブで踊ることとスイカジュース」
グレース・ハーツェル(Grace Hartzel

「野菜ジュースをたくさん飲むわ。それが私の食事でもあり、健康を保ってくれているものでもあるの」
アナ・ベアトリズ・バロス(Ana Beatriz Barros

「温かくすることかしら。厚手のコート、ハット、マフラー、手袋——それから、ココアでもコーヒーでもお茶でもなんでもいいから、温かい飲み物を欠かさないことよ」
リネイシィ・モンテロ(Lineisy Montero

「水分をたくさん補給することはとっても大事。ウェンディ・ロウがルーツ&バブルスと作っている「ピュア・スキン(Pure Skin)」っていうドリンクは、私の肌を健康な状態に保ってくれるわ! Juicemanのドリンクもとてもいいわよ。私が気に入っているのは「S2リカバリー」。バナナとかライスクラッカー、チョコレートといったヘルシーなお菓子を常に持ち歩くのも大切ね。バックステージに用意されるケータリングはあまり期待できないから。顔と目のマスクもしょっちゅうやるわね。Sulwhasooのヨミンエッセンス(雪花秀)とYonelleのアイパッチなしに、私のルックスはないの。ファッションウィーク中は夜遊びが多くなるけど、カクテルは飲まないようにしてるの。ショットだけ。カクテルを飲んだときほどは二日酔いがひどくならないから。ロンドンにいるときは、いつもなんとかしてプリムローズ・ヒルのパトリース・ハットン=ジョーンズ(Patrice Hutton-Jones)にマッサージをしてもらう時間を作るの。パトリースは深いところまで体をほぐしてくれると同時に、心の平穏を目的としたエネルギーの施術もしてくれるの。彼女の施術は、とくにファションウィーク中は絶対に必要なの」
アンジャ・ルービック(Anja Rubik

「ホットでヘルシーでいるにはジュースを飲むことよ! ファッションウィーク中はとにかくたくさんの水分を摂るように心がけるの。朝も(それが5時になろうと何時になろうと)、世間が目覚める前に必ず泳いだりジムでトレーニングをしたりヨガをしたりする時間を作るのよ。自分だけの時間を作って、自分にたくさんの栄養を与えてあげるの。それがホットでいる秘訣よ!」
アンナ・クリーブランド(Anna Cleveland

「ファッションウィーク開催期間中、あまりにも疲れてしまっているときはヨガやピラティスに行くよう心がけているけれど、長丁場になるショーやフィッティングの日々を生き抜けるよう、なんといっても睡眠を十分に摂ることを最優先にしているわ。脚がもっとも疲れやすいから、私は毎晩必ず足を硫酸マグネシウムのお湯に浸して、保湿剤をたっぷりつけるの。私のバッグには必ずBiodermaのメイク落としとLa Roche Posayの保湿液が入っていて、ショーの後すぐにすっぴんになれるようにしてるわ。ニキビができないようにね。タイミングさえ合えば友達と会って、ファッションウィークのクレージーさを笑い飛ばすようにしてるわ」
ギャビー・ローダー(Gaby Loader

「ホットでいるには何よりも何枚も何枚も重ね着をすることよ! セーターを何枚も何枚もね! マフラーと手袋も必須よ。特にニューヨーク・ファッションウィークのときはね。健康に関していえば、私は睡眠が大切だと信じてるの。ファッションウィークの狂乱は4週間にもおよぶから、なるべくたくさんの睡眠を摂るように心がける。ピラティスとランニングも好き。ショーのシーズン期間中であっても、1日置きのトレーニングは欠かさないようにしているわ」
ジュリア・フレミング(Julia Fleming

「友達とやりとりをすること。それがヘルシーでいる秘訣かしら。ファッションウィークは関係者全員にとってとてもストレスフルな期間だから、それを誰かに話すことはメンタルな面での健康にとても良いことだと思う。それは身体的な健康にも表れるしね。ウォッカも効果があるわ。ウォッカを飲んで毛皮を着れば体が温まってホットでホットでホットになるわよ!」
リダ・フォックス(Lida Fox

「何を食べるかなんか気にしなくていい。ホットでいる秘訣は、ただ寝れるだけ寝ることだ」
ラッキー・ブルー・スミス(Lucky Blue Smith

「忙しいファッションウィーク中、加工食品を避けたクリーンな食事を心がける以外では、ショーからショーへと走ることが気持ち的にも容姿的にも私をベストの状態にしてくれるわ」
ニルヴァーナ・ネイヴス(Nirvana Naves

「秋冬コレクションのシーズンは肌にも髪にも、そして健康全般にもとてもストレスがかかる時期。特にロンドンは、ファッションウィーク開催期間の4日間、私たちのスケジュールが完全に埋まるから、次のことを守るようにしてるの。まず、寝れるときは寝る。夜が遅くなって、翌朝が早いなんてこともよくある。そんなときは睡眠が足りなくなるから、タクシーの中やキャスティングといった自由な時間ができたら、そのときにできるだけ休むの。そして空腹にならないように心がけること。つまめるものをいつでも持ち歩いて、なるべく頻繁に食べるようにしているの。あと、ショーが終わったらすぐに化粧を落として、肌へのストレスを最小限にしてあげているわ。そしてなによりも、ポジティブに生きること! これらすべてを実践していれば私は自分がヘルシーなんだって確信できるし、エネルギーいっぱいで仕事をこなせるの」
オデット・P(Odette P

「落ち着いていて幸せで、そしてポジティブでいるとき、ひとは一番美しく見えるんだと思う。どこかへ行ったときにその場を心底楽しめるよう、やるべきことを自分に課しすぎないようにしてるの。"行かなきゃならない"パーティやショーが多すぎると愚痴っているような人たちには、何もホットさなんて感じない。"リラックスして楽しみなさいよ"って思うわ」
タリ・レノックス(Tali Lennox

「コスメ以外で言えば、ファッションウィーク中に大切なのは心の持ちよう。クレージーさを受け入れて、楽しむことよ。ひとの輝きは幸せから生まれるものだと思う」
ヴェラ・ヴァン・アープ(Vera van Erp

ファッション・ウィークを知り尽くし、モデルたちにアドバイスをしてきたネクスト・ロンドン(Next London)社のチームにも、秘訣を聞いた。
「私のウェスティプー犬、アルフィーは、ロンドン・ファッションウィークが大好きで、"できるかぎり多くのショーに連れて行ってくれ"、"もっとかっこよくしてくれ"と私にせがむの。アルフィーを完璧な容姿に整えて(私にとっては良い練習になるのよ)ショーへ連れ回す他に、ロンドン・ファッションウィーク中にやっているのは、低カロリーのインスタントカプチーノとお菓子を常にバッグに忍ばせておくこと。アルフィー用にね……」
ネクスト・ロンドン社長 アマンダ・ブレサートン(Amanda Bretherton, President of NEXT London

「ファッションマンスは、業界関係者にとってはとにかく長く、疲れる現場。同時にとてもエキサイティングでハイペース、そしてなによりクリエイティブな現場でもある。いつでも最新情報を把握しておきたいから、私はいつでもソーシャルメディアで誰がどこにいて何がどうなっているかをチェックしているの。ショーに関するすべての情報もチェックして、どのショーが遅れているか、誰がショーのオープニングとクロージングを務めたかもチェックしているのよ。忙しいときでも私の心をクリアにしてくれるのは、新鮮な空気とウォーキング。ウォータールー橋は美しい橋で、ショーを見にロンドンへ入るには最高のルートよ。最後に、ヴVita Coco Cafeのラテが大好き」
PR部グローバル・ディレクター ケイティ・モースリー(Katy Moseley)

「どうやってホットでいるか? そうだな、明け方の3時に2つのスマホの画面を見ながらもうひとつのスマホで通話をして、同時に大盛りのカレーを食べるのが秘訣かな。どうやってヘルシーでいるかって? 女の子たちがみんな無事ミラノに着いたところを想像するのが秘訣かな」
ニューフェイス部 ロス・ヤング(Ross Young)

「うちのモデル、ビンクス(Binx)がデザインしたSupergaのライン、Binx Boris Highを履いてショーからショーへと走るのがホットでいるための秘訣よ。ヘルシーでいる秘訣は、乳製品を使っていないチョコレートバーでエネルギー補給して、"ボリス"で走ることかしら」
タレント部ディレクター サラ・レオン(Sarah Leon)

「朝一に飲むCプレス(C-Press)のコールドプレスジュース。MVP2が私にヘルシーな気持ちで1日を始めさせてくれるわね。それと着心地の良い洋服(特にカシミア。着ているうちにどんどん温かくなるしね)、たくさんの水分補給、頭をクリアにするための新鮮な空気、それとたくさんの笑い(涙が出たりお腹が痛くなったりするレベルが理想)、1日のテンションを和らげるために寝る前のグラスワイン、そして夜中の脱水症状対策でダイオラライト(Dioralyte)も飲むわ」
エディトリアル・ブッキング部 ティム・クリフトン・グリーン(Tim Clifton Green)

Credits


Text Steve Salter
Translation Shinsuke Kuriyama at WORDSBERG Inc.

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