現代美術ギャラリーのNANZUKAがクリスチャン・レックス・ヴァン・ミネンの日本初個展を開催

アートギャラリーNANZUKAが、アメリカ人アーティストのクリスチャン・レックス・ヴァン・ミネンの日本初個展を開催。NANZUKA初となる東京3会場での同時期個展となる。

by Kazuki Chito
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10 August 2021, 3:47am

原宿のフラッグシップ・ギャラリー、NANZUKA UNDERGROUNDをオープンしたことも記憶に新しい現代美術ギャラリーのNANZUKAが、アメリカ人アーティストのクリスチャン・レックス・ヴァン・ミネンの日本初個展を開催する。

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ヴァン・ミネンはカリフォルニア州、サンタクルーズを拠点に制作をしているペインターで近現代のニューエイジ的な神秘主義、デスメタル、ポルノ、タトゥー、インターネット・ミーム、サーフ・カルチャー、SNSといった21世紀の多様で混沌とした文化の要素を取り込んだ孤高の作品を生み出している。

タトゥーを纏った肉塊や生命を宿したゼリーが乱舞する摩訶不思議な作品を見て、 言葉を失う人も多いかもしれない。 しかし、ヴァン・ミネンはそれらを現代における超現実的な想像力、ブラック・ユーモア、多様性への理解、偏見への反抗、あるいはカタルシス 作用といった別の軸を持って解釈することも可能だと説明し、「アイデンティティの解剖図」と称している。

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私たちの心の暗部を見つめ、恐れや偏見を分類すること。人種や階級、セクシュアリティといった枠組みを解体して捉えること。ヴァン・ミネンは、透明で艶のある薄い顔料を幾層にも塗り重ねると言う600年前に開発された技法を用いて、暗闇の中でこそ光り輝き、真価を発揮する幻想的な安堵を、表現しようとしている。

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本展覧会は、NANZUKA初となる東京3会場での同時期個展となり、NANZUKA UNDERGROUNDでは、新作のペインティングを中心にヴァン・ミネン自身がペイントを施した立体作品が同時に展示される。NANZUKA 2Gにおいては、サーフボード・ペインティングを、また3110NZではモノタイプ版画の技法を駆使して制作されたモノクロのユニーク作品が展示されるので是非チェックしてみてほしい。


Information

Christian Rex van Minnen

“It Comes In Waves”
2021年8月28日(土)~ 9月26日(日)
NANZUKA UNDERGROUND (東京都渋谷区神宮前3-30-10)

“Mystic Wipe Out”
2021年8月20日(金)~9月12日(日)
NANZUKA 2G (Shibuya PARCO 2F)

“Thought Forms”
2021年8月24日(火)~9月19日(日)
3110NZ by LDH kitchen (東京都目黑区⻘葉台1-18-7)