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      news Naoko Okada 15 March, 2017

      坂本龍一:最新アルバム『async』にまつわる予想・予習

      2008年以来9年ぶりとなるリリースに、アルバムに関するさまざまな「予想」が飛び交っている。また、4月4日よりワタリウム美術館にてエキジビションの開催も決定。

      3月29日にファン待望のオリジナルアルバムが発売される。しかしアルバムに関する情報は、「あまりに好きすぎて、誰にも聴かせたくない」という坂本本人の意向により、音源はもちろんのこと何も発表されておらず、リリース日まで明かされることはない。現在わかっていることは、タイトルが『async』であること、そしてアルバムのアートワークのみ。オフィシャルサイトには「SN/M比 50%」という暗号のような文字。一体これは何を意味するのか。

      坂本自身のレーベルcommmonsのオフィシャルサイトでは、過去作品の「予習」として各作品の紹介とともに作品にまつわるストーリーが添えられている。そこには音楽家・大友良英や、建築家・青木淳ら著名人による「予想」も掲載されており、最新アルバムに対する期待度が見て取れる。過去作品を通して予習をし、最新作を予想することも、坂本が私たちに与えたアルバムに関する音楽体験のひとつなのかもしれない。「async=非同期」というタイトルどおり、坂本は私たちの想像などはるかに及ばない音楽を衝撃とともに与えてくれるはずだ。しかし与えられることをただ待つのではなく、「予習」を通して坂本龍一という存在や音楽、思想に近づくことが、最新作をより深く理解する手立てとなるだろう。

      また、リリースにともない4月4日(火)よりワタリウム美術館にて「映像喚起力の強い音響作品」という本作を体験するためのインスタレーションが開催される。高谷史郎による音と映像のインスタレーションや、アルバム制作現場から切り取られたインティメートな映像作品の展示、そして坂本とのインタラクションや、古い作品を楽しめるバイオグラフィカルな開かれた空間が展開されるとのこと。(有料展示 / 問い合わせ:ワタリウム美術館 TEL: 03-3402-3001)

      Credits

      Text Naoko Okada

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      Topics:news, music news, async, watarium, exhibition, tokyo

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