好きはブレない:G.V.G.V. 18AW

MUGがデザイナーを務めるG.V.G.V.のショーが、東京ドームシティにある広大なローラースケートアリーナで開かれた。ブランドデビューから20年の時間を過ごした、現在形のすがたとは。

by i-D Japan; photos by Jus Vun
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23 mars 2018, 8:57am

まもなくブランド設立20周年を迎えるG.V.G.V.が、2018-19年秋冬のショーを開催した。会場に選ばれたのは、屋内施設としては都内最大級である東京ドームシティ内のローラースケートアリーナだ。

オプ柄、ドット、ストライプ……。ドレスに大胆なパターンが盛り込まれているが、いわゆる“ベーシック”とは似て非なるものだ。模様が歪曲していたり、うねっていたり、ファブリックが切り替えられていたりとサイケデリックな表現に昇華している。サイハイブーツ、ゴア素材のヒール、スニーカーとフットウェアも多彩だ。G.V.G.V.によるスタンダードパターンの再解釈だ。HYSTERIC GLAMOURとのコラボレーションも披露されたモノトーンのシーンから、カラフルへ。フラワーパターンやダイナミックなマドラス柄、90年代を代表するイラストレーター、フランク・コジックのポップなイラスト、そして随所に差し込まられるメタリックなカラーリングが、ブランド(もしくはデザイナーであるMUG)の洗練されたシャープなイメージと合致する。

MUGが“好きなもの”は決してブレない。彼女のデザインスピリットは、自身の嗜好性とコンテンポラリーな感覚を混ぜ合わせたところにあるのかもしれない。