モトーラ世理奈について知っておくべき10のこと

19歳のモデル、モトーラ世理奈。アンニュイな空気感をまとったイノセントな表情——静かな語り手は、私たちが抱くそうしたイメージが、彼女の素顔のごく一部だということをそっと教えてくれた。

by Tatsuya Yamaguchi
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29 January 2018, 5:36am

時代の空気感に共鳴するようにして、人を魅了してやまないモデルがい時代の空気感に共鳴するようにして、人を魅了してやまないモデルがいる。モトーラ世理奈は、こちらの問いかけを少々俯きながらじっと考え、丁寧に言葉を紡ぐ人だ。東京生まれ、東京育ちの一人っ子。アメリカ人の父をもつハーフの19歳は、内に秘めた自身のオリジナリティに正直でいることを願い、内気でナイーブかと思いきや意外にもアクティブな一面も秘めている。彼女が一般的に有名になった火種は、RADWIMPSのアルバム『人間開花』のジャケット写真だろう。2017年後半から写真家の大辻隆広や草野庸子蓮井元彦らと立て続けに発表された写真集や写真展のことも無視できない。数多くの雑誌や広告に登場し、2018年には主演をつとめた映画『少女邂逅』の一般公開を控える彼女についての、あれこれをご紹介。

1. 子どもの頃は、男の子と遊ぶ方が好きだった
「小学校に入るまでは男の子とばかり遊んでいました。外に出て遊ぶのが大好きで、いつも集まる公園で友達をずっと待っている感じ。なんでもストレートに言っちゃうタイプだったんですが、小学生になった頃、グダグダしてる“女の子の輪”に入るのが苦手でした。あのときは、いたくないけど我慢してたなあ」

2 .嵐の櫻井くんのファンだった
「小学校3年生か4年生のとき、嵐の櫻井くんとニノが出ていたTVドラマ『山田太郎ものがたり』で櫻井くんのファンになりました(笑)。まわりにも嵐ファンがたくさんいて、ライブにも行っていましたね。そのときは、頭も良くて何でもできちゃう完璧な人が好きだったから。ファンクラブは卒業したけど、もし共演する機会があったら今でも照れて断わっちゃうかも(笑)」

3. スポーツ女子な一面も
中学時代はテニス部で、子どもの頃からずっと続けていることの一つはダンスだそうだ。「高校のダンス部では、ヒップホップのチームを組んで文化祭で発表していました。今でも家でこっそり一人で踊ったりしています(笑)。踊りながら撮るファッション撮影も2回くらいあって楽しかったですね。ところで、明日から友達とスノボで湯沢に行くんですが、どこかおすすめの場所ありますか?」

4. 緊張すると自分から話せない
「コンプレックスではないけど、とってもシャイで、とくに初対面の人だと緊張してなかなか自分から話しかけられないです。たくさんのモデルがいる現場だと、人と積極的に話した方が面白いなと思うことが最近多いです。でも、城ヶ崎での蓮井元彦さんとの撮影はずっと二人きりだったんですが、その道中も撮影中もお互いにあまり喋らなかったんです。それが逆に“私は私だ”って思わせていただけたというか。どちらの面も持っていたいな、と思います」。そんな彼女は2017年、吉澤嘉代子のMVに出演し、映画『少女邂逅』では主演を務め、演技の道も歩み始めた。「本番に向けて“つくっていく感覚”と、“自分じゃない誰かになる”のが好きなんだなと思います。初映画で右も左も分からないなか、深夜に監督の枝優花さんが優しく話を聞いてくれて、自然と撮影に入ることができました」

5. 「風」になって寒さをしのぐ
「初めてのロケ撮影が、海沿いのエリアの1月。長時間だし、寒くてお腹が痛くなっちゃって。でも“私も風になっちゃえば意外と寒くないや”って。マインドコントロールで暖かくなるんですよ(笑)」

6.「朝日を見に行こうよ」で親友と自転車で埼玉へ
オフの日は、ちょっと無計画で、ちょっと衝動的。「たとえば、親友と電車一本で行ける飯能や秩父に行って川縁でただおしゃべりしたりします」。ある日、まだ暗いうちに突発的に思い立って「朝日を見るためだけ」に自転車に乗って旅をしたのだという。「一緒に行った友達が、埼玉の秋ヶ瀬公園にある河川敷がとっても綺麗だよって教えてくれて。何時間もかかっちゃって日の出には間に合わなかったけど、朝7時ごろには河川敷に無事に着きました。フットワークの軽さはお母さん譲りだなと思います」

7. 最近のマイブームは散歩
目的地はあってもなくてもいい。ふと思い立って散歩に出かけるそうだ。「音楽は聴かないで、自然の音を聞きながら行ったことのない道をひたすら歩くんです。前はテレビっ子だったけど、最近はまったく観ないです。お家でやっていることと言えば映画を観たり、InstagramやYouTubeを見ることだけど……やっぱり散歩しに出かけちゃいます」

8. やっぱり自然と生き物が好き
「お婆ちゃんもひいお婆ちゃんも都内で、アメリカにいる祖父や祖母に会ったことがない私にとっては、東京の練馬が“田舎”なんです。幼い頃にお母さんが連れて行ってくれた飯能の川でのメダカ釣りとかキャンプが、都会を離れてリラックスするのが好きになったきっかけかも」。「生き物が大好きで、ダンゴムシを見つけると嬉しくなっちゃう。この間は井の頭自然文化園に一人で行ってきました。モルモットの触れ合いコーナーにどうしても行きたくて(笑)。私にとっては純粋な癒しだし、ガス抜きの時間なんです」。今一番行きたいところは?「アイスランドです。温泉に入りながらオーロラが見られるそうです。2〜3年以内には絶対に行きます!」

9. 明日地球が滅びるなら、讃岐うどんを食べる
「私がうどん好きアピールを続けていたら、お母さんが一緒に香川県にうどんを食べに行ってくれました。大好物は、シュンシュン(春菊)とマンゴー。この3つのセットを食べられたら最高の幸せ」。嫌いな食べ物は?「給食で出ていた頃からずっと、ししゃも。味も食感もヴィジュアルもダメ。骨が刺さるし、食べると被害が大きい(笑)。ちなみに給食で好きだったのは、練馬スパゲッティ。練馬大根のおろしとツナに醤油で味付けしたご当地給食です!」。練馬区の公式サイトにレシピがあるので、興味のある人はぜひ。

10. いつか撮影でやってみたいこと
「水の中で撮影したいとずっと思っていました。海でも湖でも、プールでも水槽でも」