MURRAL17AW 「ノスタルジア」に込めた“暖かさの中にある寂しさ”

Tokyo Fashion Week TOKYO2回目の発表となるMURRAL。「自分たちの色をこれでもかと出したコレクション」と語るコレクションで“懐かしさや温かさ”だけでまとめられることができない「ノスタルジア」を表現した。

by Tatsuki Nakata
|
25 March 2017, 6:00am

MURRALが2017年秋冬コレクションを発表した。今季のテーマは "ノスタルジア"「自分たちの色をこれでもかと出したコレクション」とデザイナーの村松祐輔と関口愛弓は語る。"暖かさの中にもの寂しさ"を表現した今回のルックはオーセンティックなチェック柄のシャツ、カーディガン、スカートなど多くのアイテムに使用されていた。また色鮮やかな花の刺繍が入ったレース、ダリアのモチーフを多く用いたことは、関口の自宅の庭がイングリッシュガーデンだったことだったり、その頃抱いていたイギリスへの憧れが投影されているのだろう。

「10代の頃は感情の起伏や、葛藤、全てがうまくいかないことへの憤りなど、様々な感情が入り混じっている。決して"懐かしさや温かさ"だけでまとめられるものではない」と2人が話すように、スタイリングに統一性がなく、またBGMは細かく変化し、静かなピアノの旋律が聞こえてきたかと思うと、激しいドラムの音が会場に鳴り響く。さらには赤と青の照明がハート型に並べられた観客席を真っ二つに割っている演出など、衣装製作だけでなく、ショー全体を通して2人の混沌とした青春時代の感情を表現するこだわりはショー2回目となった彼らの意気込みを感じることができた。

Credits


Photography Shun Komiyama
Text Tatsuki Nakata

Tagged:
amazon
FASHION WEEK
Backstage
T
tokyo fashion week
fashion news
aw17
amazon fashion week
murral