イ・ラン 待望のエッセイ集『悲しくてかっこいい人』発売

シンガーソングライター、映像作家、コミック作家、エッセイスト。 その多彩さを発揮し、韓国のカルチャーシーンにとどまらず、日本でも大きな存在感を放ちはじめたアーティスト、イ・ランのエッセイ集がリトルモアから刊行される。
2016年冬に韓国で発売され、好評を博したこのエッセイ集の日本版となる『悲しくてかっこいい人』は、自意識との戦いや歳を重ねるごとの悩み、人間関係などを洒脱なユーモアで綴った珠玉の73篇を収録。読む人の心を揺さぶるイ・ランの文章がたっぷり読める待望の一冊となっている。
装幀は名久井直子が担当。版画を装画にあしらったブックデザインは、イ・ラン本人も(ガーリーな)韓国版よりお気に入りだとか。
11月8日には、下北沢B&Bにて『悲しくてかっこいい人』&『i-D Japan no.6』刊行記念トークイベントが開催される。イ・ランと交流が深く、『i-D Japan no.6』にも共にエッセイを寄稿したライターの鈴木みのりと、ごく個人的なおしゃべりをする模様。
『悲しくてかっこいい人』は11月中旬発売予定。ああ待ちきれない。

イ・ラン『悲しくてかっこいい人』(リトルモア刊)
『悲しくてかっこいい人』
四六判、ソフトカバー、288 ぺーシ(予定)、装幀=名久井直子、11月16日発売。