マリオ・ソレンティの娘が写真家デビュー

写真家マリオ・ソレンティの愛娘、15歳のグレイ・ソレンティが雑誌『Moodboard』創刊号のエディトリアルで、地元ニューヨークの友達を撮影したシリーズを寄稿し、写真家デビューを果たした。彼女にプロジェクトの始まった経緯、そしてそのコンセプトを訊いた。

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sep 14 2016, 12:00pm

1年前、父と同じく写真家になりたいとi-Dに語ってくれていたグレイ・ソレンティ(Gray Sorrenti)。現在は夢を現実のものとすべく忙しくしているようだ。彼女にとってデビューとなるエディトリアルは、雑誌『Moodboard』の創刊号に掲載される予定となっている。『Moodboard』は、ロンドンを拠点に活動するスタイリストでありアートディレクターでもあるジーニー・アナン・ルウィン(Jeanie Annan Lewin)が制作する雑誌だ。

『Moodboard』創刊号のテーマは「Your culture(あなたのカルチャー)」。これを受け、ソレンティは自身のクールな仲間たちを撮り下ろしたそうだ。ソレンティに話を聞いた。

このプロジェクトはどのように始まったのでしょうか?
ジーニーがソーシャルメディアを通して『Moodboard』に寄稿してくれないかとオファーをくれたんです。ジーニーのアイデアやスタイル、力強い雰囲気に深く共鳴しました。

撮影のコンセプトはどのようなものだったのでしょう?
ジーニーはどんなものにもオープンで、完全な表現の自由を私に与えてくれました。出版物に関わる仕事だと、それが許されるって滅多にないことでしょう?私が唯一自分に課したのは、私自身のカルチャーに忠実に、ニューヨークで育ったということを表現した自伝的作品にするということでした。ジーニーが持つクオリティ感覚と写真への愛、そして私ほどの若い世代とその視点に興味を持ってくれるその姿勢があったからこそ、今回の撮影はうまくいったんだと思っています。

素晴らしいキャスティングですね。詳しく教えてください。
みんな私の友達なんです!それぞれが独自のスタイルを確立していて、独立した視点を持っている友達です。今この瞬間の彼女たちを写真に捉えたかった。全員がニューヨークで生まれ育ち、夢を生きていて、このとんでもなく美しく混乱した時代を生きているティーネイジャーなんです。
リリーは17歳でとても頭がいい子。ソーホーに育ったんですよ。読書家で、今は舞台と映像、それとアートを勉強していて、メインストリームではない美しさを持った女性です。私の弟アーサンが初めて付き合った女性ということもあって、強いつながりを感じます。ナグアガはRAAAっていうバンドのボーカルで、あらゆる意味で素晴らしい子。ステージ上のナグアガは、観客を魅了するエネルギーを発しているんですよ。ブルックリン生まれの17歳で、私が知るなかではもっとも目的意識が強いんです。ルビー・ローズは、ニューヨークのパフォーミングアートの学校で演劇の勉強をしている15歳。街中で見かけて、あの目に魅了されたのが出会いでした。

@graysorrenti @moodboardzine

Credits


Text Charlotte Gush
Photography Gray Sorrenti, courtesy Moodboard