ラース・フォン・トリアーの新作をアートの観点から考えてみよう

鬼才ラース・フォン・トリアーの新作『ハウス・ジャック・ビルド』が明日14(金)から公開される。それに際して代官山 蔦屋書店では、“アート”を切り口にトークショーが催されるようだ。

by i-D Japan
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13 June 2019, 6:47am

あなたはラース・フォン・トリアーの作品を観たことはあるだろうか?鬼才、巨匠、サディスト、うつ病患者、アーティスト、破壊者、創造者…彼を表現する方法は数多ある。間違いなく言えることは、彼がデンマークで最も重要な人物の一人であり、今日に至るまで世界中に与えた影響は計り知れないということだ。『奇跡の海』『ダンサー・イン・ザ・ダーク』『ドックヴィル』『メランコリア』など代表作はいくつもあるが、すべてに共通するのは“極端なまでに賛否両論である”ということ。テーマの圧倒的な重みや描写のとんでもない過激さによって、観客はおろか出演者まで参らせてしまうほどなのは有名な話だ。

そのラース・フォン・トリアーの最新作『ハウス・ジャック・ビルド』が明日から公開される。この作品ももちろん賛否両論、カンヌ映画祭で上映された際には100人以上が退室し、最後まで観た人たちからはスタンディングオベーションが送られたそうだ。内容に触れるのはここでは避けるが、マット・ディロン扮する主人公のジャックが、ラース・フォン・トリアーの映画にふさわしいクレイジーっぷりだろうことは容易に想像できるだろう。そんな本作公開に際して代官山 蔦屋書店では、“アート”を切り口にトークショーが催されるようだ。作品の中で重要なウェイトを占める“アート”という言葉。はたして“アート”とは何か?そんな雲を掴むようなテーマに挑むにもってこいの機会なのは間違いないので、興味がある方は是非参加してみてほしい。

会期:2019年06月15日(土)
時間:19:30~21:00
定員:70名
場所:代官山 蔦屋書店 1号館2階 イベントスペース
参加方法:代官山 蔦屋書店にて、映画『ハウス・ジャック・ビルト』前売り券(1,400円/税込)+イベント参加券(600円/税込)セット(2,000円/税込)またはイベント参加券 1,000円(税込)を当店公式オンラインストア、店頭、お電話のいずれかにて予約することで参加可能。*イベント参加者にはポストカード(非売品/5種)を配布。
主催:代官山 蔦屋書店
共催:クロックワークス
問合せ:03-3770-2525
詳細はこちらから

【プロフィール】
滝本 誠 (たきもと・まこと)
美術・映画・ミステリ評論家。
主な著書に『きれいな猟奇―映画のアウトサイド』(平凡社)、『渋く、薄汚れ。―ノワール・ジャンルの快楽』(フィルムアート社)、『決定版 ツイン・ピークス究極読本』(監修、洋泉社)、『映画の乳首、絵画の腓 AC2017』(幻戯書房)。解説担当書にロバート・ヘンライ『アート・スピリット』(国書刊行会)などがある。

小谷 元彦 (おだに・もとひこ)
美術家・彫刻家。 1972年京都府生まれ。
東京藝術大学大学院美術研究科修了。 1997年「ファントムリム」P-House 代官山で初個展。 その後、リヨンビエンナーレ(2000年)、イスタンブール・ビエンナーレ(2001年)、ヴェネツィア・ ビエンナーレ日本館(2003年)、「Japanorama. A new vision on art since 1970」(ポンピドゥー・ センター・メッス、2017年)など数多くの国際展に出品。主な個展に「小谷元彦 幽体の知覚」 (森美術館、熊本市現代美術館ほか巡回、2010-2011年)、「Terminal Moment」(京都芸術センター、京都、2014年)「MOTOHIKO ODANI: DEPTH OF THE BODY」(アルバーツ・ベンダ、ニューヨーク、2016年)、「Tulpa -Here is me」(ANOMALY、東京、2019年)、2011年第25回平櫛田中賞、2012年芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。2006年~2019 3月まで東京藝術大学先端芸術表現科准教授。2019年度4月より東京藝術大学 彫刻科准教授。

【店舗情報】
代官山 蔦屋書店
〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町17-5
電話:03-3770-2525
営業時間:午前7時~翌午前2時(2Fは午前9時~)

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