友人と過ごす数々の夜を15年間記録したスウェーデンの写真家、マルタ・ディスナー

スウェーデンの写真家マルタ・ディスナーが、15年にわたり、友人とのバーやパーティでの早朝まで続く夜遊びを記録したシリーズ〈Drunk in Love〉を紹介。

by Ryan White; translated by Ai Nakayama
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15 August 2019, 5:47am

魅力的な写真家は、ギャラリーでの展示や雑誌への掲載以外のアプローチを取ることが多い。スウェーデンの写真家マルタ・ディスナー(Märta Thisner)が、友人とのバーやパーティでの早朝まで続く夜遊びを記録したシリーズをまとめた写真集『Drunk in Love』もそのひとつだ。

スウェーデンの田舎にある静かな農村の大家族に育った彼女は、十代の頃、故郷を離れてストックホルムに住むことを夢見ていた。14歳のときにスウェーデンの写真家ラース・トゥンビヨルク(Lars Tunbjörk)の作品、そして彼の写真集『Country Beside Itself』に感銘を受け、家族のコンパクトカメラで身の回りの物事を丹念に記録するように。その後、学校で写真の授業を受け、それから何年も経った現在では、様々なブランドや出版物の写真を手がける。これまで何度もストックホルムの写真展で扱われており、今や世界的な知名度を誇る写真家だ。

15年にわたる本プロジェクトは、自然発生的に始まったという。「特に焦って始めたわけじゃないんです。ただ、自分が受けた仕事とは別に、意味のある、楽しいことがしたいと思って」とマルタはいう。

「ときにはたくさん撮りますし、そんなに撮らないこともあります。数年前、そろそろこのプロジェクトにも区切りをつけようと思って、これまでの作品をひとにみせるようになったんです。作品はかなりありましたが、編集者といっしょに147枚まで厳選しました。この写真集に登場する人物はみんな私の友人です。だからこの本は家族のアルバムみたいな感じですね」

情熱的なキス、ネオンが光るもやのかかった空間、裸体、どこか不安そうなペットたち。それぞれのイメージは、友人と過ごす数々の夜を象徴するすてきな一場面だ。

「みんなが好きって言ってくれるのは、2008年にニューヨークで撮影した、窓辺の女の子たち。ホテルのそばを歩いていて、見上げたら彼女たちが楽しんでいるのが見えて。この本の中で、唯一知らない子たちです」

マルタ・ディスナーの『Drunk in Love』はこちらから購入できる。

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Credits


Photography Märta Thisner

This article originally appeared on i-D UK.

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