COURTESY OF SAINT LAURENT

SAINT LAURENT MEN’S SPRING SUMMER 2019 NEW YORK COLLECTION

マンハッタンの煌めく夜景を背にしながら、最もグラマラスなメンズコレクションが行われた。

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jun 12 2018, 3:43am

COURTESY OF SAINT LAURENT

2016年にアンソニー・ヴァカレロがクリエイティブ・ディレクターに就任して以来、メンズ単独では初めてとなるコレクションをNYにて発表した。ゲストは夕暮れ時のハドソン川に浮かんだフェリーに乗り込んでリバティーステートパークまで移動し、NYの魅力をあますことなく堪能しながら会場へと向かっていった。長いランウェイの先には闇夜に浮かぶ摩天楼が見え、その姿はマーブルの床に映し出されていた。その粋な演出は、足を運んだ観客たちをもれなく魅了した。

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今回のコレクションはスキニーなブラックデニム、ヘビ皮のウェスタンブーツ、タイトにフィットする短い丈のジャケット、そしてムッシュ・サンローランへのオマージュでもありブランドのアイコニックな花でもあるポピーをメタルで施したジャケットなど、会場同様にグラマラスな雰囲気を醸しだしていた。ルックの中にはジェンダレスな着こなしの提案もあり、モデルにはカイア・ガーバーミカ・アルガナラズなどもランウェイに登場。帽子やウェスタンブーツ、アクセサリーなどがほどよいストリート感を出し、そのコンビネーションが今の時代の空気を見事に表現していた。ブランドがパリのメンズコレクションよりも早い段階にNYにて発表したのも、メンズウェアに注力する姿勢の表れと言えるだろう。

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船上で行われたアフターパーティーのインスピレーションの源は、ブランドの代表的な香水”Opium” の発売パーティー。1978年にムッシュ・サンローランが行なったパーティーは今でも伝説として語り継がれ、ロサンジェルスにいて参加することができなかったアンディー・ウォーホールがその後悔の念を自身の著書に書き残すほどだったそうだ。

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