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ニューヨークの友だち:チャド・ムーア写真展

ライアン・マッギンレーの元アシスタントのチャド・ムーア。彼がニューヨークの若き友人を捉えた写真展がニューヨークで開催される。

by Hannah Ongley
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12 June 2017, 11:00am

チャド・ムーア(Chad Moore)の写真を見ると、今すぐにでも親友に連絡して遊びに出かけたくなる。フロリダ生まれの彼は、現在はNYに活動の場を移し、2008年から市内で撮影を行っている。彼が写すのはダウンタウンで青春を過ごす若者だ。裸やセックス、快感、そして脱力などの瞬間を収める彼の作品は、眠ることのないNYの街の奇妙な安定性を感じさせる。彼がこの街で行う撮影は、なにが起こるかわからない。しかし、彼らの友情だけは変わらない。生きるか死ぬかの彼の冒険に登場するジュリア・カミング、リリ・サムナー、ペトラ・コリンズ、ティルダ・リンズタムは、BMXの乗り手からライアン・マッギンレーのアシスタント、真面目なファインアーティストまで様々だが、全員クリエイティブ分野の人間だ。

「Whatever's in me is whatever's in you」展は、ニューヨークのagnès bギャラリーにて6月10日から7月30日まで開催。

2011年から2017年に撮影された写真を展示した「Whatever's in me is whatever's in you」は、チャドがNYで初めて行った写真展である。パリでの夜遊びの後に3人の友人がふとんの上に並んで寝ている様子を収めた2014年の写真は高評価を受けた。チャドは彼らが二日酔いから目覚める前にふとんから抜け出してシャッターを押したのだろうか。また、丸刈りで、"Larry David"のタトゥーが入った膝を抱えたカナダ人モデル、アラナ・ダークセンが、その大きな瞳で彼のレンズを見つめる写真もある。「興味のない人を撮るのは僕にとって難しいことなんだ」と、彼は以前i-Dに語った。だが、幸いチャドは魅力的な人に囲まれている。そんな環境にいる彼にとって、友人たちを撮影するのは自然なことなのだろう。

Credits


Text Hannah Ongley
Photography Chad Moore
Translation Aya Ikeda

Tagged:
NYC
Youth
Chad Moore