ethosens spring/summer 2017 at tokyo fashion week

ETHOSENSの交差シリーズ、第2章。

by i-D Staff
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23 October 2016, 2:05pm

今シーズンのETHOSENSは、初めてのランウェイショーを行った先シーズンと比較して色使いやシルエットに大きな変化は見られなかった。変わった点は、このブランドが得意とする無駄を削ぎ落としたミニマルなスタイルはそのままにキー・デザインの交差線をさらに複雑に組み入った線へとアップデートしたところだろう。アウターの袖を切り替えてインナーのシャツと交差するようなギミックの効いたドッキング型のアウターを多数発表した。さりげない意匠の加えられたレイヤード風スタイルがポイントになっている。その他にもモスグリーンやネイビー、ブラックのカラーパレットをメインに、テトリスのような直線的なモチーフをプリントしたユニークなスウェット、フロントとバックのカラーを切り替えることで直線の持つシャープなイメージを与えたセットアップなどが登場した。それぞれに大きなスリットを入れて春夏らしい軽やかさも表現している。「物事の様々な側面を交差させて見せることでグローバルなものの見方を提案した。」と語るのは、デザイナーの橋本唯。視点の広がりは、本人の意識が海外へと向かっていることの表れだろうか?さらにこのテーマを掘り下げ、どのような進化を遂げるのか期待したい。

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Text Yuuji Ozeki
Photography Takao Iwasawa