LOUIS VUITTONがジェフ・クーンズとのコラボシリーズを発表

LOUIS VUITTONが、現代アート界で最も広く知られるアーティストの1人、ジェフ・クーンズとのコラボレートアイテムを発表した。西洋絵画の歴史を通じて繋がる可能性を讃えたプロジェクトのスタートだ。

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12 april 2017, 8:20am

LOUIS VUITTONが、新たなコラボシリーズをローンチした。2014年にパリに建設されたフランク・ゲーリー設計の11の展示室を有する「フォンダシオン ルイ・ヴィトン」のオープンさせるなど、アートとの親和性が高く、数多くの芸術家を支援・コラボレートしてきたメゾンが、今回その相手に選んだのはアメリカのニューヨークを拠点に活動するモダンアーティストの巨匠、ジェフ・クーンズ(Jeff Koons)だ。

デザインベースとなるのは、ジェフが2015年にニューヨークのGagosian Galleryで披露した 'Gazing Ball Paintings'で発表された、西洋絵画の巨匠たちの作品をハンドペインティングで再現した大作群「ゲイジング・ボール・ペインティング」から。同ブランドを代表するバッグ「スピーディ」「キーポル」「ネヴァーフル」などのバッグに、ダ・ヴィンチ、ティツィアーノ、ルーベンス、フラゴナール、ゴッホの傑作絵画を精密に再現した。その上からクーンズを象徴するマテリアル、メタルを用いて、原作者となる画家たちの名前を中心にブロッサムや自身のイニシャルを加えることで「モノグラム」を再解釈したデザインとなっている。また、1986年に制作したステンレススチールを用いたジェフの代表的彫刻作品『Rabbit (ラビット)』を彷彿とさせるチャームも付属する。

模造品や生活用品といったレディ・メイドを改めて芸術の俎上に載せ、その純粋性と大衆性をファインアートの域にまで昇華させたジェフの作品が、最も高価で最も有名なプレタポルテのバッグをキャンバスにして再現される。製作には、LOUIS VUITTONの持つノウハウが限界まで引き出され、最先端の技術やクラフツマンシップが駆使された。もはや持ち歩くアートとも言える。

この新たなバッグとアクセサリーのラインは、4月28日(金)より発売がスタート。また、今回のコラボレーションを皮切りに今後もクーンズとのコラボシリーズは継続されていくとのこと。

Credits


Text Yuuji Ozeki