片山正通的百科全書 Life is hard... Let’s go shopping.

2017年4月8日(土)より、「片山正通的百科全書 Life is hard... Let’s go shopping.」が開催される。インテリアデザイナー 片山正通の蒐集した500点以上の私物コレクションを展示する。

by Yuuji Ozeki
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06 April 2017, 2:50am

art direction: Naomi Hirabayashi  photo: Mitsuo Okamoto

ワンダーウォール代表・片山正通が今まで個人的に蒐集してきた現代美術や骨董品などの様々なコレクションを一挙公開する企画展「片山正通的百科全書 Life is hard... Let's go shopping.」が、新宿の東京オペラシティ アートギャラリーで開催される。

さまざまなクライアントとプロジェクトのヴィジョンを共有し、ブランディングにおける空間コンセプトを構築する片山は、訪れる人の潜在意識に触れることを常に意識し、その環境を創造することを強みとしている。現在までに、UNIQLOのグローバル旗艦店、INTERSECT BY LEXUS、UNITED ARROWS ROPPONGI HILLS、PASS THE BATON、 PIERRE HERMÉ PARIS Aoyamaなど、数々のプロジェクトを手がける世界的なインテリアデザイナーの1人である。その一方で稀代のコレクターとしても知られ、彼が代表を務めるワンダーウォールのオフィスには、買い集めたCDや書籍の膨大なコレクションのほか、旅先で手に入れた骨董、ジャン・プルーヴェやシャルロット・ぺリアンらの家具、さらには、Simon Fujiwara、Ryan Gander、KAWS、村上隆など国内外の現代美術が所狭しと展示されていることは意外に知られていないだろう。

本展では、デザイナー歴25年の節目に、片山が自身のコレクションを美術館という場でキュレーションや空間デザインを含め、如何にディスプレイするのかという部分にフォーカスしている。片山にインスピレーションを与える多彩なコレクションはジャンルも時代も異なる多彩なモノ。会場では、現代美術から家具、骨董、ガラクタや剥製まで、真剣勝負のショッピングで手に入れたモノからアーティストに譲り受けた作品まで500点以上を紹介。自ら展示構成を手掛け「人と動物」「モノクロ写真」「コンセプチュアルアート」など、コレクションを独自のカテゴリーで分類した。彼自身の「大好きなモノ」に向けられた好奇心や審美眼を通して、片山正通の関心の所在やクリエイションの本質を探っていく。展覧会名の「百科全書」は、著名な学者だけでなく、当時無名の執筆者が多く携わり、20年以上かけて編纂されたというフランスの百科全書からとられており、そのまま本コレクションの成り立ちを象徴している。新たなオブジェクトが見つかる度に項目が増え、複雑な関連性が生まれるオリジナルの百科全書、片山の思考の迷宮に迷い込んでみよう。

片山正通的百科全書 Life is hard... Let's go shopping.
会期:2017年4月8日(土) - 6月25日(日)
会場:東京オペラシティ アートギャラリー[3Fギャラリー1, 2]
開館時間:11:00 - 19:00 (金・土は11:00 - 20:00/いずれも最終入場は閉館30分前まで)
休館日:月曜日
入場料:一般 1,200円(1,000円)、大学・高校生 800円(600円)、中学生以下は無料
問い合わせ先:03-5777-8600(ハローダイヤル)
※同時開催「収蔵品展058 ブラック&ホワイト ─ 色いろいろ」、「project N 67 田中彰」の入場料を含みます。収蔵品展入場券200円(割引は無し)もあり。( )内は15名以上の団体料金

Adrian Ghenie, THE COLLECTOR 4, 2009, © Adrian Ghenie, Courtesy of Galeria Plan B, photo: The Artist

Tomoo Gokita, General Emotionality, 2008, ©Tomoo Gokita

Credits


Text Yuuji Ozeki

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