エイリアンのロマンスを描いたレジー・スノウ「Egyptian Luvr」のMV

レジーは保安官から逃げるエイリアンで出演。

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apr 3 2018, 12:21pm

ダブリンのラップ・シーンの王座に君臨するレジー・スノウはここ数年間でi-Dにも何度か登場しており、インタビューでは大麻入りブラウニーや1970年代のブラックスプロイテーションの映画から受けた影響について語っている。ファンキーなヒップホップに溶け込むビジュアル面でのサンプリングは、レジーの音楽スタイルを形成する上で重要な役割を果たしている。

デビュー・アルバム『Dear Annie』から新たに公開された、ケイトラナダがプロデュースした楽曲「Egyptian Luvr feat. Aminé and Dana Williams」のミュージックビデオもその好例だ。この中でレジーは、LAのダウンタウンで恋人に匿ってもらいながら保安官から逃げるエイリアンを演じている。レジーによれば、この楽曲は愛する人と過ごす最後の瞬間について歌っているのだといい、MVがほろ苦い最後を迎えているのにも合点がいく。 二人乗り自転車に乗って街を逃げ回っていたエイリアンと恋人、彼らが保安官に捕まる直前に宇宙へと吸い上げられるところで物語は終わる。

SFロマンスを描いたこのMVからは、『ストレンジャー・シングス』や『E.T.』からの影響も見てとれる。監督を務めたのは、ケイトラナダの「Lite Spots」のMVも手がけたマルティン・C・パリソー(Martin C. Pariseau)。音楽を人に視覚的に表現するにあたって、アーティストがその重要な役割をになっており、リジー自身も次のように話している。「僕は監督やスタイリストとコラボして、彼らの異なる世界を1つにするのが好きなんだ」。「Egyptian Luvr」のようなMVは、後から取ってつけたのではなく、まるで最初から想定されていたかのような雰囲気を纏っている。

This article originally appeared on i-D UK.