『マトリックス』の新作製作決定! ついにゼロ年代ファッション・リバイバルの盛り上がりが頂点に

『Matrix 4』でもキアヌ・リーヴスが主役のネオを演じる。小さなサングラス、レザーのトレンチコート、ニーハイブーツのトレンドも続行中だ。

by Jack Sunnucks
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26 August 2019, 9:13am

日本時間の8月21日、『Variety』が報じた大ニュースが世界を駆け巡った。『マトリックス』の4作目となる続編の製作決定だ。メガホンを取るのは、これまで『マトリックス』シリーズを手がけてきたラナ・ウォシャウスキー監督。しかも、ネオ役はキアヌ・リーヴス、トリニティ役はキャリー=アン・モスが続投することが発表されている。数十年にわたってキアヌ中毒に冒されてきた私たちの情熱に、新たな油が注がれた。

映画『マトリックス』は、さまざまな意味で重要な作品だ。1999年に公開された第1作で、ウォシャウスキー兄弟(現在は姉妹)がインターネットを生み出したといっても過言ではないし、本作で他に先駆けて登場したスローモーションの戦闘シーンはゼロ年代のスクリーンを席巻した。

しかし、何よりも重要なのはファッションへの影響だ。セレブがレザーとサングラスを着用すれば、毎度毎度〈『マトリックス』風〉と評価される。ツヤツヤのレザーコート姿を何度も目撃されているベラ・ハディッドは、きっと新作への出演オファーを期待しているに違いない。

ハディッド姉妹やその仲間たちといえば、今世界中で流行している小さめのサングラスだって、『マトリックス』が走りだ。小さめのサングラスは、ネオとトリニティの彫りの深い顔立ちに最高によく似合う(一般人には無難な感じだ)。

トレンチコートだってそう。ニーハイブーツだってそう。レザーパンツだってそう。というか、あらゆるレザーアイテムがそうだし、モニカ・ベルッチだってそうだ。さらに、ダニエル・リーが手がけたBottega Venetaの自由で官能的な2018年秋冬コレクションから、Rick Owensの〈世界滅亡後のグラム〉を表現した2019年秋冬コレクション、若手デザイナーのスペンサー・バドゥ(Spencer Badu)が発表したジェンダーレスなレイヴファッションまで、『マトリックス』の影響は現代のコレクションにも多数見いだすことができ、逆に、現代にこそふさわしいとも感じる。

「20年前、リリー(妹)といっしょに考えた〈現実〉についての考察は、現在においてこそ重要なのでは、と思う。このキャラクターたちを、再び私の人生に登場させることができてうれしいし、すばらしい友人たちともういちど共に仕事をする機会を与えてもらって感謝している」と『Variety』の取材にラナは答えた。

『Matrix 4』はファッション業界のみならず、世界へと大きな影響を与えるだろう。それを見届けるのが楽しみだ。

This article originally appeared on i-D US.

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