アングラ映画の記憶を再構築 ケネス・アンガー「アイコニック・メモリ展」

ミック・ジャガー、デヴィッド・リンチにも影響を与えたアンダーグラウンド映画界の伝説、ケネス・アンガーによる「アイコニック・メモリ展」が2月1日(金)から開催。

by Daiki Tajiri
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22 January 2019, 9:24am

Lucifer Rising - Donald Cammell as Osiris
1980 (printed 2002)
ed. 1/7
Print on paper 78 x 97 cm / 103 x 123 cm (frame)

アメリカを代表するアンダーグラウンド映画の映画監督にして、現在でもそのカルト的人気は止まることのない映像作家ケネス・アンガーの「アイコニック・メモリ展」が東京・恵比寿にあるスクールデレック芸術社会学研究所で開催される。

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Lucifer Rising - Marianne Faithfull as Lilith 1980 (printed 2002) ed. 1/7 Print on paper 78 x 96.5 cm / 103.5 x 122 cm (frame)

ハリウッドの富豪の家系で生まれ厳格なピューリタンだった家庭環境だったケネス・アンガーは、日常の反発やバイセクシャルという立ち位置からみた視野を、神秘主義、悪魔主義をテーマに絵画的かつ暗黒的に映像作品として表現し、弱冠17歳にして初監督作品「花火」を発表した。

魔術師アレイスター・クロウリーやマン・レイをはじめとするシュルレアリスム作家の思想を継承した彼の作品は、見るものを心地よい混乱に陥れると同時に、ドラッギーでサイケデリックなワンダーワールドに導く。

「アイコニック・メモリ展」では、アンガーが製作した作品より『マジック・ランタン・サイクル』をピックアップし、収められる短編映画9編の映像シークエンスをアンガー自ら写真化し、映像的記憶を再構築し、時代のアイコンとして示す実験的展示となっている。

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Inauguration of the Pleasure Dome - Anais Nin as Astarte 1954 (printed 2002) ed. 1/7 Print on paper 78 x 97 cm / 103.5 x 122.5 cm (frame)

「ケネス・アンガー アイコニック・メモリ展」
会場:スクールデレック芸術社会学研究所
日程:2019年2月1日(金)〜2019年3月3日(日)
時間:12:00〜20:00
休館:月曜日(火・水・木事前予約制)
問い合わせ先:https://www.sgurrdearg.com