タイラー・ザ・クリエイターが新曲「Boredom」を発表

孤独で退屈? 人生に意味を見出せない? そんなときはタイラーの新曲「Boredom」を聴いて。

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jul 19 2017, 10:25am

This article was originally published by i-D UK.

見世物小屋へようこそ! なんていうのは冗談。これはとても素敵な、それでいて予想外のショーだ。フランク・オーシャンとコラボした「911」やA$AP Rockyをフィーチャリングした「Who Dat Boy」の少しグロテスクなMVを公開したタイラー・ザ・クリエイターは、今回新曲の「Boredom」を発表した。そこでは、まだ無名ではあるものの、インディーズシーンで確固たる地位を築いているRex Orange Countyやノルウェイ出身のアンナ・オブ・ザ・ノース、「Put Your Records On」で有名なコリン・ベイリー・レイが参加している。またギターには、LA出身のバンド、スロウ・ホロウズのイカしたギタリスト、オースティン・フェインスタインを迎えている。そして、そのすべてが素晴らしい選択だったと言えるだろう。

さすが、タイラー。この新曲はリスナーの期待通りに見事にこたえてくれた。実は同僚が先日、Rex Orange Countyには、「少しキングクルールやタイラー・ザ・クリエイターっぽさ」があるという興味深いことに気づいた。しかし正直、そのときはまだ音源を聴いていなかったからよく意味がわからなかったというのが本音だった。タイラー自身が「俺の寝室の床はシリアルの墓場」と歌う、彼の私生活が垣間見えるパートで、客演するミュージシャンたちはまるで守り神のようにその歌声に寄り添って支えている。言うは易く行うは難し。ティーンエイジャーや無職、フリーランスを経験したことがある人であれば、きっとこれに共感してくれるのではないだろうか。

Credits


Text Frankie Dunn
Translation Aya Ikeda