MIU MIU短編フィルムプロジェクトの新作『Carmen』

MIU MIUのショートフィルムプロジェクト「MIU MIU WOMEN’S TALES (女性たちの物語)」の新作『Carmen』が発表された。同シリーズの13番目となる本作の脚本・監督を務めたのはクロエ・ゼヴェニー。

by Yuuji Ozeki
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15 February 2017, 7:58am

Brigitte Lacombe

「MIU MIU WOMEN'S TALES (女性たちの物語)」は、2011年にスタートしたショートフィルムプロジェクトだ。全作を通じて女性映画監督が撮影を手がけており、MIU MIUの考える"21世紀の女性らしさ"を鋭い視点で称える作品を制作してほしいという想いが託されている。

これまでに制作された12本のショートフィルムではそれぞれ異なるシネマチックな世界が描き出されているが、一貫して共通するのは、時代を超えた"女性"自身についての問いかけだ。彼女たちは自分自身をどのように見ているのか? 彼女たちはお互いをどのように見ているのか? 外見とは常に女性たちの思想や知性を示すもので、官能性や悦びと容易に切り離すことのできないものではないのか? つまり、女性とはどうあるべきなのか? など、この物語では権力と欲望、虚栄と装飾、儀式とルール、夢と悪夢といった女性たちの日常的に向き合っている複雑さや矛盾を容認しながらも、それらを通じ彼女たちの感性に訴えかけることで、自己を省みることについても促している。また、その表現方法のひとつとしてMIU MIUのウェアやバッグが登場し、重要な役割を果たしているのは言うまでもない。

同プロジェクトの第13弾となる本作『Carmen』は、女優・モデルとしても活躍し、過去にはMIU MIUの広告キャンペーン(1996年春夏、2012年秋冬)で主役モデルを務めた経験を持つクロエ・セヴィニーがディレクションを担当した。主演は、スタンダップコメディアンのカルメン・リンチ(Carmen Lynch)。メイクアップミラーからライブステージへと、ポートランドの入り組んだ路地や深夜のスーパーマーケットをさまよう姿には、どこか寛いだムードが漂う。パフォーマーとしての喜び、翻って女性としての悲哀や内包する様々な葛藤など、すべてを引っ括めてそれが彼女のリアルなのだろう。

本作は、2月12日のニューヨーク公開を皮切りに全世界に向けて配信がスタート。また、過去に発表された作品はいずれも各フィルムの独占インタビューと撮影風景とともに、ブランドのオフィシャルホームページおよびスマートフォン向けアプリで閲覧が可能となっている。

『Carmen』
監督/脚本: クロエ・セヴィニー
主演:カルメン・リンチ
問い合わせ先:プラダ ジャパンカスタマーリレーションズ 0120-559-914

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Credits


Text Yuuji Ozeki

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