マックイーンとイザベラ・ブロウを描いた映画『The Ripper』

アレキサンダー・マックイーンとイザベラ・ブロウの関係を主題としたファッション映画が現在製作されている。

by Hannah Ongley
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07 September 2016, 7:19am

1990年代、腰履きボトム姿のジゼル・ブンチェンをランウェイへと送り出して世界に衝撃を与え、死後6年を経た今もなお世界をインスパイアし続けるファッション界の恐るべき子供、アレキサンダー・マックイーン。今年3月には、ヴィクトリア&アルバート博物館でマックイーンの作品を集めた展覧会『Savage Beauty』が公開されたが、あまりの反響に博物館が24時間営業を余儀なくされるなど、その影響力は衰えることを知らない。

この天才デザイナーの短くも伝説的な生涯にはいつくかの興味深い要素が見られるが、なかでもイザベラ・ブロウとの関係は特に興味深い。イザベラはマックイーンを発掘したことで知られ、またファッションに革命を起こし続けたマックイーンにとって、そのキャリアを通して最後までミューズであり続けた伝説的スタイリストだ。現在製作が進んでいる映画『Ripper』は、マックイーンとイザベラの関係をベースとして描かれていると『Variety』誌は報じている。映画会社Maven Picturesは、ゲシャ=マリー・ブランド(Gesha-Marie Bland)を脚本家に迎え、長編映画として製作を進めているという。労働者階級の家庭に生まれた息子としてロンドンのイーストエンドに育ったマックイーンの生い立ち(もしくはバードウォッチングに注いだ情熱)を描くことになるか否かは明らかになっていない。そして、この伝説的デザイナーと"ハットの魔術師"として知られたイザベラを誰が演じるのかはいまだ発表されていない。 

Credits


Text Hannah Ongley
Photography Craig McDean
[The Influential Issue, No. 170, November 1997]
Translation Shinsuke Kuriyama at WORDSBERG Inc.

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