キム・ジョーンズ監修の雑誌『A Magazine』から一部を独占公開
Diorのメンズ アーティスティック ディレクター、キム・ジョーンズが、ベルギーのファッションマガジン『A Magazine Curated by』で自らの世界観をA to Z形式で表現。その〈G〉と〈Y〉を、i-Dが独占公開!
『A Magazine Curated by』は今や知らないひとがいない、ベルギー、アントワープ発のファッションマガジン。これまで フィーチャーされたのは、マルタン・マルジェラ、エコーズ・ラッタ、アレッサンドロ・ミケーレ、シモーネ・ロシャなど、ファッション業界におけるビッグネームたちばかり。
年に1回、ひとつのブランド、コレクティブ、またはひとりのデザイナーを招聘し、内容をキュレーションしてもらうので、キュレーター自らの広大なアイデアや唯一無二のアイデンティティがぎゅっと詰め込まれた1冊となる。
5月末に発売された19号でコラボレーションしたのは、Diorのメンズ アーティスティック ディレクター、キム・ジョーンズ。キムは各セクションに1文字ずつアルファベットを冠し、それぞれの文字がキムの仕事における世界観やパーソナルな世界観のさまざまな側面を表現している。収録されているのは、アーカイブイメージやプレイリスト、ステッカー、友人との会話など実に多様だ。
「今号では、僕が好きなものすべてをAからZに並べてみたんだ」とキムは雑誌の冒頭で述べている。「仕事、友人、インスピレーション源、旅。学校を卒業してからDiorまで、僕の手がけたすべての作品を詰め込んだし、僕が長年かけて収集してきたアート作品や服のコレクションも収録されている」
今回キムは、i-Dのために〈G(Gabber: ガバ)〉と〈Y(Youth: 若さ)〉のセクションを公開してくれた。〈G〉は、キムが所有するガバの12インチレコードのアートワークを参照した、デヴィッド・ヴェイシルジェヴィック(David Vasiljevic)とピーター・フィリップスによるファッション&ビューティストーリー。〈Y〉は、ニュージャージーとペンシルベニアで撮影された、青年たちの美しい物語だ。撮影はキム本人と、写真家の故ルーク・スモーリーが担当した。
「この1冊をルイーズ・ウィルソン、アレキサンダー・マックイーン、そしてジュディ・ブレイムに捧げたい。生きていたら、3人にも参加してほしかった」とキムは述べている。
G: ガバ







Y: 若さ






'A Magazine Curated by Kim Jones' is available to buy here.
This article originally appeared on i-D UK.