プーチン誕生日おめ! プッシー・ライオットがレインボーフラッグを政府施設に設置、メンバー拘束

ロシアのパンク・アクティビスト集団プッシー・ライオットが、同性愛嫌悪の大統領プーチン68歳の誕生日を祝ってレインボーフラッグを設置。主要メンバーのマリヤ・アリョーヒナが拘束された。

by i-D Japan
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09 October 2020, 11:43am

ロシアのアクティビスト集団プッシー・ライオットが10月7日、プーチン大統領の68歳の誕生日を祝って、政府機関の建物にLGBTQの社会活動の象徴であるレインボーフラッグを設置(プレゼント)した。

フラッグが設置されたのはロシアの主要な5つの政府関連施設──連邦保安庁、大統領府、最高裁判所、文化省、バスマニー地区の警察署。その後アクションを記録していたジャーナリスト2名(Artyom RadyginとDenis Styazhkin)が拘束、翌8日にはロシアの独立系テレビ局「Rain TV」でインタビュー出演が予定したマリヤ・アリョーヒナが局の入り口で拘束された。

今回のアクションは、ロシア政府およびプーチン大統領が進めていた同性愛嫌悪的な政策への抗議として行なわれたもの。

プーチンは「ロシア国内で(性的)指向に基づいた制約は決してない」と発言する一方で、ロシア政府はチェチェンで同性愛者の殺害を行ない、トランス嫌悪の法律を可決し(「家族制度の強化」のため)、代理母から生まれた子供と暮らすゲイの父親への迫害を繰り返していた。

またプーチンは現在、同性愛の家族で暮らすことは子供にとって孤児院で暮らすよりも不幸だというプロパガンダCMを発信している。

「私たちはプーチンへの贈り物として、失われた愛と自由の象徴であるレインボーフラッグを選びました。LGBTQコミュニティの生活に国家が干渉すべきではありません。しかし、もしそうするのであれば、LGBTQコミュニティが国家の生活に介入してもいいはずです」とプッシー・ライオットはステートメントを出すと共に、ロシア政府とプーチンに7つの行動を要求している。


1. チェチェンでのゲイ、レズビアン、トランスジェンダー、クィアの人々の殺害・誘拐の調査

2. LGBTQコミュニティを支援するアクティビストや団体への嫌がらせをやめること

3. 性別や性的指向に基づく差別を防止する法律の成立

4. 同性パートナーシップの合法化

5. 同性の家族へのハラスメントを止め、代理母出産の子供との生活を認めること

6. 差別的で、表現の自由の権利を侵害している「非伝統的な性的関係のプロパガンダ」法の廃止

7. 10月7日を「LGBTQを可視化する日」にすること

それじゃあ、楽しい誕生日を!


プッシー・ライオットによるレインボーフラッグ設置の様子は動画で公開されている。

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