Masato Mori solo exhibition Lonsdaleite Year, NANZUKA UNDERGROUND, Tokyo, 2021 ©Masato Mori Courtesy of NANZUKA

『NANZUKA UNDERGROUND』にて、モリマサトの新作個展「Lonsdaleite Year」の開催が決定

原宿にアートギャラリー、NANZUKA UNDERGROUNDがオープン。5年ぶりとなるモリマサトの新作個展「Lonsdaleite Year」が開催

by Kazuki Chito
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04 June 2021, 10:27am

Masato Mori solo exhibition Lonsdaleite Year, NANZUKA UNDERGROUND, Tokyo, 2021 ©Masato Mori Courtesy of NANZUKA

田名網敬一、空山基などそうそうたるコンテンポラリーアーティストが所属する、原宿のアートギャラリー、NANZUKA UNDERGROUND。2016年以来5年ぶりとなるモリマサトの新作個展「Lonsdaleite Year」を渋谷区原宿に新しくオープンするフラッグシップ ・ギャラリーにて開催。

モリは、1976年徳島県生まれ、現在も徳島市内にて製作活動をしているアーティストで、今回の展示では、モリの徳島での日常生活を綴った絵日記とも呼ぶことのできるシリーズとなっている。彼自身の興味や関心を「熱中」と呼べる次元まで高めることで、創作活動のエネルギーを発電する。昆虫採集、川遊び、動物や植物の育成、ゲームや漫画といった遊びの延長にあるアーティストの日常が、やがて作品のソースとなって回収されるといった展示会となっている。

ギャラリーオーナーである南塚氏は、2005年にモリのライブペインティングを見たことがきっかけで、ギャラリーを始めることにしたという。そのNANZUKA UNDERGROUNDの第1号アーティストが、新しいギャラリーのこけら落としを飾った。

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Masato Mori solo exhibition Lonsdaleite Year, NANZUKA UNDERGROUND, Tokyo, 2021 ©Masato Mori Courtesy of NANZUKA

モリの創作過程において特出して着目すべき点は、立体作品と平面作品との相関関係だ。モリは、ペンタブツールで描いたグラフィックを、ペインティングの下絵として好んで用いる一方、制作するセラミックやブロンズなどの立体作品は完成したペインティングを下敷きに色鉛筆で描き起こしたドローイングを下絵として制作される。このようにグラフィック、ペインティング、ドローイング、立体という異なるメディアを、あたかも3次元と2次元を交差させるように制作するプロセスは、モリが実験を繰り返すことで自然とたどり着いた手法である。

今回の展覧会において、モリは大作のキャンバスペインティング12点とブロンズ作品4点を発表する予定と発表しており、1年以上の準備製作期間を経て完成した、すべて新作となる。