フェミニスト・パンク集団プッシー・ライオットの一人マリア・アリョーヒナの著作が刊行決定

ロシアW杯決勝でのピッチ乱入パフォーマンスで注目を集めたプッシー・ライオット。多くの著名人からも支持される彼女らは一体何者なのか? 創設メンバーの著作が翻訳刊行決定。

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jul 19 2018, 7:36am

詩人ドミトリー・プリゴフの命日とも重なった、サッカーワールドカップ2018の決勝戦にて警察官の格好で乱入、「警察官、試合に飛び入り」という題のパフォーマンスで世界を騒がせたロシアのフェミニスト・パンク集団プッシー・ライオット。その創設メンバーであるマリア・アリョーヒナのエッセイが日本で初刊行される。

そもそも彼女たちが注目を集めたのは2012年、現プーチン大統領の再選が有力視される大統領選への抗議活動として、モスクワ大聖堂にて、彼女たちのトレードマークとも言える覆面を纏い、反プーチン政権の曲を演奏したのがはじまりだった。

一連の騒動でメンバーの3人は逮捕、のちに2人は禁錮2年の判決を下されたが、彼女たちの解放を求めオノ・ヨーコ、スティング、パティ・スミス、レディオヘッドなど100名を超える著名ミュージシャンが彼女らの活動を支持し、逮捕されたメンバーのうち2人が釈放されている。

プッシー・ライオットの中心人物でもあるマリア・アリョーヒナによる本書はグループ結成時のエピソードや、世界で最も厳しいシステムをもつと言われるウラル地方での服役期間の真相が収録されている。

フェミニスト・パンク集団と言われる、彼女たちのパワフルでエキセントリックなスタイルのルーツを知ることができるに違いない。

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