中田圭祐について知っておくべき10のこと

小学生からラグビーに打ち込み、ジャームッシュの映画が好きで……予備知識が全く持っていないのに、なぜか中田圭祐が自らについて語る言葉に対して「意外」という思いが浮かんでくる。それはこの男が人を惹きつける空気を持っているからと言えるかもしれない。

by Naoki Kurozu; as told to i-D Staff; photos by Piczo
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16 April 2018, 3:01am

『MEN'S NON-NO』専属モデルにして、映画『君と100回目の恋』『君の膵臓をたべたい』など、すでに俳優としても活動しているとはいえ、多くの人にとっては中田圭祐はまだ「誰?」という存在であろう。だが無名であっても決して無視すべき存在ではない。事務所の先輩である小栗旬がかつて、社会現象とも言える人気を獲得するきっかけとなったドラマ『花より男子』の新章として放送される『花のち晴れ~花男 Next Season~』ではイケメン軍団C5の一角を占め、ブレイクの萌芽を感じさせる。純白のキャンバスにこれからどんな絵が描かれていくのか? そんな中田圭祐が何者なのかを知るヒントとなる10の大切な事実を紹介。

1.活発に外を走り回っていた子ども時代
「家に一人でいるよりは、いつも友達と外へ遊びに行くような活発な子どもでした。鬼ごっこしたり、缶蹴りしたり、もうちょっと大きくなってくるとエアガンの撃ち合いをしたり。小学校の頃はあまり、テレビを見なかったんですが、木村拓哉さん主演のドラマ『GOOD LUCK!!』は親と一緒に全部見て、その影響でパイロットにメッチャなりたかったです」

2.好奇心旺盛! 物おじせずに誰とでも仲良くなれる
「人とコミュニケーションをとるのがすごく好きなんですね。初対面の人や外国人とも気軽に話せるほうです。父の仕事の関係で転勤が多くて、海外に長期で行くときは一緒に付いて行ったりすることもあって、それが影響しているのかな? 他人って自分が知らないことを知っているじゃないですか? そこからその人と仲良くなりたいなって思うし、自分の話もして、知識が膨らんだり、新しい可能性が生まれたり。そういうの面白いなって思います」

3.洋服を好きになって人生が変わった
父の影響で小学生のときから高校まで7年間ほどラグビーをやって、それまで洋服には興味がなかったんです。ファッションには、疎くて(笑)。ラグビーを引退して、暇になって、仲の良い友達がたまたま服が大好きで、その影響で渋谷や原宿に買い物に行くようになったんです。それで古着が好きになって、バイトをしてお金を貯めて買いに行くことが増えて……。そんなことをしているうちに『MEN'S NON-NO』の私服スナップに取り上げていただいて、それがきっかけで芸能界に入りました。洋服を好きになって、スナップ一枚のおかげで人生が変わりました。

4.大好きなブランド、ファッションデザイナーは…
好きなデザイナーはミウッチャ・プラダです。僕は「洋服を着る」という行為しか考えてないんです。(モデルをしていて)一回しか着ないめちゃめちゃカッコいい服とかあると思うんですけど、着るということをすごく大事にしています。動きやすさとか温かさ、機能美とかもそうだし、シルエットや素材の使い方も見るんですけど、いろんな若いデザイナーの服を見てると、改めてやっぱりPradaってすげえな…と思います。スポーティーだし、70年代っぽさもあったり、でも主張しすぎてないっていうか。軸をしっかりと持った上で、流動的に遊んでるっていうか、遊びのセンスもすごいって思います。そお金を稼げるようになったらPradaをしっかりと着たいです。次のi-DはPradaでやりたいです(笑)。

5.ファッションは「一生捨てられない趣味」
自分にとって、ファッションは仕事にはしたくないというか「一生捨てられない趣味」なんです。カッコいい服、気に入った服を着ているとテンションが上がる。その要素が強いです。

6.休みの前日は夜通し飲むことも
翌日が休みなら、朝まで飲みますね(笑)。それこそ朝の10時まで飲んでたりすることもあります。前日の夕方6時ぐらいから飲み始めて、「結構、飲んだなあ…」って思って気づいたら10時でした。空が明るいとかって次元じゃない(笑)。お酒を飲まない休日は洋服を見に行ったり、映画を見に行ったり、家でまったりNetflixを見るか、寝るか…ですね。買い物は渋谷が多くて、最近は高円寺にもよく行っています。

7.映画デビュー作『君と100回目の恋』で主演の弟役に。人生初の金髪
オーディションはめちゃめちゃ緊張しました! 全身震えながらセリフもまともに言えてた記憶がないぐらいで、本当に恥ずかしい感じだったんですけど…。受かったときは本当に驚きました。受かったら受かったで、金髪にすることになって「マジで!?」って(笑)。そのときまで髪を染めたことがなかったんですけど、出来上がったらまっキンキンで(笑)。撮影はすごく楽しかったです。スタッフさんやみなさんとバーベキューをする機会があって、すごく一体感を感じました。モデルをするときの現場って多くても10人ぐらいなんですよね。。それが映画となると30~40人いて、作品を作っていく中で、新しい発見だったり、外から見ているだけじゃわからなかった、作る側の風景を見ることは刺激的でした。バーベキューのおかげで僕も緊張が解けました。

8. 憧れの映画監督はジム・ジャームッシュ
日常をずっと長回しで撮っているような、それがとてもリアルじゃないですか。だから見てて、すごくつまらないときもあるんですけど(笑)、でも洒落てるなぁという感じがあって。映像って普通、飽きさせないようにわかりやすく演出したり、カメラがすごくアップになって説明的につくったりするじゃないですか。でもジャームッシュはすごい引きで撮ってて、カメラを置きっぱなしにして、長回しで自由に撮っていたりする。そういうことをやってる人はなかなかいないと思うんです。『ミステリー・トレイン』(1989)という作品に永瀬正敏さんと工藤夕貴さんが出演されてていて、すごくカッコよくて、自分もそのような作品に出演したいと思っています。

9.「いま」こそ人生最高の瞬間
学生の頃は、みんなの流れには乗っかっているけど、中心にいるみたいなキャラではなかったんです。だから、いま自分が「表現者」という仕事をしていることがすごく新鮮です。最初はギクシャクしていましたけど、いまは少しずつ落ち着いてきたかなと思います。それから演技を始めるようになって、新しい目標も明確にあるいまの状況で、環境的にも周りがすごく応援してくれるというのもあるし、何よりも僕自身が、「いま」を一番楽しみたいって思ってます。だから、そこに伴う努力が全然苦じゃない。めちゃめちゃ人気者になりたいっていうわけではないんですけど、ちゃんと「プロ」と呼ばれるようになりたいし、この仕事でお金を稼げるような人間でありたい。そのチャンスがあるから、いまが最高の瞬間なんだと思います。

10.10年後は家庭を持っていたい
結婚できたらいいな……(笑)家庭ってすごく憧れます。自分の子どもと接する時間も持ちたいし。そこから遡って考えると、20代の中盤ぐらいには、ある程度、仕事を軌道に乗せていたい。だから今はもっといろんなことに積極的になっていたいです。ここで満足だってあぐらをかきたくはない。常に挑戦者でいたいです。

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