幻に終わった映画『スケート・ジャム』

ワーナー・ブラザースはルーニー・テューンズのスケート映画を計画していた、とトニー・ホークが明かした。

by Nicole DeMarco; translated by Ai Nakayama
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26 February 2019, 6:12am

Photo via Instagram

バッグス・バニー、ダフィ・ダック、トゥイーティーたちとともにバスケットコートに立ったマイケル・ジョーダンに、みんなが夢中になった1996年公開の映画『スペース・ジャム』。噂ばかりが長年流れていたが、ついにレブロン・ジェームズ主演の続編制作が決定した。その他、NBAのスター選手が多数出演予定の本作は2019年夏に撮影開始、2021年7月16日公開予定だ。しかし、それと同じくらいに驚きのニュースが入ってきた。ルーニー・テューンズのスケート映画が実現した可能性があった、というのだ。実現したらどんな作品になっていただろう。想像が膨らむ。

伝説のスケーター、トニー・ホークの今年1月5日のツイートによると、2003年、ワーナー・ブラザースから連絡があり、映画の制作を打診されたという。仮タイトルは『スケート・ジャム』。2003年の映画『ルーニー・テューンズ:バック・イン・アクション』に続いて制作予定だった。「俺はオーストラリアにスケート・トリップに行く予定があったから、フライトの当日の夜、ロサンゼルス空港の中心にある、かの有名なドーム型レストランまで彼らが来てくれて、そこで話をした。マジだったね」とトニーはInstagramで振り返る。「ストーリーの流れや撮影スケジュールを話した。さらっと聞いただけだけど、契約金は100万ドル(当時の相場で約1億1000万円)の予定だったらしい。そのあとシドニーへのフライトでは、めちゃくちゃ不思議な気分だったし、大興奮だった。ハリウッドのお偉いさんなんかに会ったのは初めてだったし、何かすごいことが起こる、って気がした」

しかし、劇場公開された『ルーニー・テューンズ:バック・イン・アクション』は大コケ。トニーが旅行から帰ってくると、『スケート・ジャム』は無期限延期になる。「当時のスケート人気や、『スペース・ジャム』へのキッズ(今のヤングアダルト世代)の熱狂を思えば、きっとヒットしたはずだ」。完全に同意だ。『スケート・ジャム』は、私たちが渇望していた『スペース・ジャム』の続編となったはずだったのに、残念としかいいようがない。

This article originally appeared on i-D US.

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